63911: Acronis True Image 2020: ローカルに保存する .tibx 形式のバックアップ

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はじめに

Acronis True Image 2020 には、.tibx という新しいバックアップ形式が導入されました。以前の形式よりも便利で信頼性があります。.tibx 形式は、内部ドライブ、外部ドライブおよびネットワーク共有に保存されるディスク バックアップの場合に使用されます。

この記事には、Acronis True Image インターフェイス以外で .tibx アーカイブがどのように表示され、どのように動作するかについて紹介しています。

説明

ローカルの .tibx ファイルに、以下のものが含まれる場合があります:

  • 1つの完全バックアップ
  • 1つの完全バックアップと1つまたは複数の増分バックアップ
  • 1つの差分バックアップ
  • 1つの差分バックアップと1つまたは複数の増分バックアップ

ローカルの .tibx ファイルに、以下のものが含まれることはありません:

  • 増分バックアップのみ(完全バックアップまたは差分バックアップなしで)

.tibx ファイルのファイル名およびファイル同士の関係

最初の完全バックアップの名前は、Acronis True Image のグラフィカル ユーザー インターフェイス(GUI)で指定されたバックアップ名と全く同じものになります。

一番最初にバックアップ計画を保存する前に、バックアップ名を設定してください(バックアップのドロップダウン メニューにある [名前の変更] というオプションをご使用ください)。バックアップ計画を保存した後は、バックアップ名の変更はできません。

例えば、バックアップ計画に System partition という名前を設定した場合、それで作成された最初の完全バックアップのファイル名は System partition.tibx になります。

[オプション] -> [バックアップ スキーム] で増分というバックアップ方式を選択した場合は、次の完全バックアップまでに作成されるすべての増分バックアップは同じファイル(この記事の例では、System partition.tibx というファイル)に書き込まれます。Acronis True Image の旧バージョンを利用したことがあるユーザーは、バックアップのたびに個別の .tib ファイルが作成されることを予想しているかもしれません。このようにすべての増分バックアップを同じファイルに書き込むのは、.tib 形式のときから大きく変わったことの一つです。旧バージョンのように各増分バックアップを個別の .tibx ファイルに保存する方法はありません。

選択したバックアップスキームおよび種類(完全、増分、差分)に拘わらず、同じバックアップ計画で作成される今後の .tibx ファイルの名前は、バックアップ名+増えていくカウンタ(数字)になります:

backup name-0001.tibx

backup name-0002.tibx

backup name-0003.tibx

など

バックアップ名だけでは、そのバックアップが完全か差分かは分かりません。バックアップの種類およびバックアップ同士の関係を確認するためには、[バージョンのクリーンアップ...] というバックアップメニューを使ってください。詳細については、How to view and manage backup versions in new backup format をご参照ください。

例えば、[次の間隔で完全バージョンを作成する: 5増分バージョン] というデフォルト設定を使用して、7回バックアップを実行する場合、バックアップは以下のように保存されます:

  • 1つの完全バックアップは System partition.tibx に保存されます
  • 5つの増分バックアップも全部同じ System partition.tibx に保存されます
  • 1つの新しい完全バックアップは System partition-0001.tibx に保存されます
同じバックアップに対して複数の .tibx ファイルがある場合、新しいバックアップが実行されると、既存のバックアップ ファイルの [更新日時] が変更される可能性があります。これは、新しいバックアップ形式のメタデータをバックアップに書き込む方法による想定内の行動です。

最初の .tibx ファイル(12KB)を削除しないでください

一番最初のバックアップバージョンが削除された後、.tibx バックアップファイル自体(この記事の例では、System partition.tibx)は削除されません。その代わりに、このファイルのサイズは著しく減少し、およそ 12KB くらいになります。

このファイルは、バックアップ参照の正常な動作のために必要です。

最初のバックアップファイルのサイズが数KBしかなくても、そのファイルを削除しないでください。削除すると、このバックアップ計画の他のバックアップ バージョンもすべて使用不可能になってしまいます。

このバックアップを消去しない限り、12KB の .tibx ファイルはずっと残ります。このバックアップ全体(すべてのバージョンも含む)を完全に消去する場合のみ、このファイルも一緒に削除されます。バックアップ全体を完全に消去したい場合は、バックアップメニューに入っているオプション [削除] -> [すべて消去] を使用してください。 

バックアップ名に入っている1桁の番号

「.tibx」または普段の4桁の番号の前に、1桁の番号が表示される場合があります。例えば、バックアップ名-1.tibx や バックアップ名-1-0001.tibx などです:

この1桁の番号は、以下の2つの場合に追加されます:

  1. 一度バックアップの一覧から削除されたバックアップを [既存のバックアップの追加] という機能を使って再度一覧に追加せずに、同じバックアップを実行した場合:

  2. 新しいバックアップ計画に既存のバックアップ計画と同じ名前を付けた場合:

例えば、[削除] -> [Remove] オプションを使ってバックアップ計画を一覧から削除しても、プログラムのインターフェイスからバックアップ計画が消えるだけで、.tibx ファイルはそのまま残ります。従って、今後それと同じ名前の新しいバックアップ計画を作成した場合、ソフトウェアはそれを前のバックアップと何の関係もない独立したバックアップ計画とみなします。それで、前に作成された同じ名前のバックアップと識別するために、.tibx ファイルのファイル名に1桁の番号を加えます。ちなみに、その1桁の番号がファイル名に入っていない前のバックアップは、個別のバックアップとして一覧に追加するまでは復元不可能のままです。

このようなバックアップ計画内で作成された次の .tibx ファイルは、1 の後に -0001 が来ます:

  • バックアップ名-1-0001.tibx
  • バックアップ名-1-0002.tibx
  • バックアップ名-1-0003.tibx

バックアップ計画の名に1桁の番号が自動的に入ることを避けたい場合の対策:

  • 前に作成したバックアップを続けたい場合は、上記のスクリーンショットのように、必ず [既存のバックアップの追加] オプションを使用してください。
  • それぞれのバックアップ計画にユニークな名前を付けてください

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