70042: Acronis Cyber Protect Cloud: レガシーのライセンス体系の提供終了、および新しい Advanced ライセンス体系について

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    Last update: 18-11-2022

    2021年3月31日に、弊社では主要な製品の一つである Acronis Cyber Protect Cloud 用に新しいライセンス体系を導入しました。このライセンス体系では、パートナーは殆ど、あるいは全く前金を払わず、包括的なサイバープロテクション サービスを構築できます。それと同時に、使用するサービスを拡張させ、セキュリティを強化し、利益を増やし、管理をより簡単にする任意の Advanced Protection パックも導入しました。

    以前のライセンス体系と違って、新しいライセンス体系は「エディション」に基づいているのではなく、二つの課金モード(「ワークロードあたり」と「ギガバイトあたり」)を提供しています。

    Advanced ライセンス体系のメリット

    1. より低いコストで運用できるように最適化されています。顧客のニーズに応じて、ワークロードのレベルで Advanced パックを組み合わせることができます。
    2. 不可欠のサイバープロテクション ツールのセットが追加のコストなしで提供されます。このセットは、#CyberFit スコア、脆弱性診断、ランサムウェア対策保護、ウイルス・マルウェア対策保護(ローカルのシグネチャベースの検出なし)、デバイスのグループ管理、リモートデスクトップおよびリモートアシスタンス、ハードウェアのインベントリおよびデバイス制御から成っています。
    3. 手動による操作が減ります。保護計画で有効になっている機能に基づいて、サービスクォータの取得および取り消しは自動的に行われます。
    4. 管理しないといけない SKU の数が減ります。
    5. 課金はより簡単になります。一つのライセンスモデルですべての顧客用に対応でき、複数のライセンス体系を使い分ける必要はありません。
    6. 統合および保守のコストが削減されます。提供項目の数は以前の3の1で、エディションの切り替えのロジックは以前より分かりやすくなります。ユーザーエクスペリエンスがよくなります。
    7. 「ワークロードあたり」と「ギガバイトあたり」という課金モードでは機能の違いはありません(Acronis Cyber Protect Cloud 21.03 リリースの前に、ライセンスごとに機能の違いがありました)。

    Advanced ライセンス体系への切り替え

    Advanced ライセンス体系への切り替え期間

    2021年3月に新しいライセンス体系を導入してから、徐々に新しいライセンスへの移行を行い、レガシーのライセンス体系の使用を制限しています。2021年7月1日より、管理ポータルではレガシーのライセンス体系で新しい顧客は作成できなくなりました(API ではまだ可能です)。

    次の段階は、2021年10月1日です。その日より、レガシーのライセンス体系が終了となります。すなわち、その日に、レガシーのライセンス体系を使用していたパートナーおよび顧客は自動的に Advanced ライセンスに切り替えられます。

    すべてのパートナーに、2021年10月1日より前のタイミングで新しい Advanced ライセンス体系に切り替えるように準備することを推奨しております。

    レガシーのライセンス体系の終了について何かご質問がありましたら、ご自分のパートナーサクセス マネジャーへお問い合わせください。

    ライセンス体系の変更の対象となるエディション

    サービス エディション・課金モード このライセンスが導入されたバージョン ライセンス体系の変更の対象となるかどうか
    Acronis Cyber Protect Cloud (レガシー)Cyber Backup – Standard Acronis Cyber Protect Cloud 9.0
    (レガシー) Cyber Backup – Advanced
    (レガシー) Cyber Backup - Disaster Recovery
    (レガシー) Cyber Protect - Standard
    (レガシー) Cyber Protect - Advanced
    (レガシー) Cyber Protect - Disaster Recovery
    (レガシー) Cyber Protect(ワークロードあたり)* Acronis Cyber Protect Cloud 20.08
    (レガシー) Cyber Backup(ギガバイトあたり)
    ワークロードあたり Acronis Cyber Protect Cloud 21.03 ×
    ギガバイトあたり
    Acronis Cyber Files Cloud (レガシー)パートナーの契約から継承されています Acronis Cyber Protect Cloud 7.5
    ユーザーあたり Acronis Cyber Protect Cloud 21.03 ×
    ギガバイトあたり

    * (レガシー) Cyber Protect(ワークロードあたり)エディションには、以下のサブエディションも含まれています:

    1. Cyber Protect Essentials
    2. Cyber Protect Standard
    3. Cyber Protect Advanced
    4. Cyber Backup Standard

      レガシーエディションの提供項目: 新しい Advanced ライセンス体系へのマッピング

      以下の表には、レガシーエディションから切り替える際に、同レベルの機能を維持するために Advanced ライセンス体系で許可すべき提供項目を紹介しています。このマッピングは、管理ポータルおよび大規模切り替えのスクリプトでエディション切り替えのロジックの元として使用されています。

      次の項目に適用されます: ワークステーション、サーバー、仮想コンピュータ、および Web ホスティングサーバー(一部)。

            Advanced ライセンス体系
        このライセンスが導入されたバージョン レガシーエディション 標準的な保護 Advanced バックアップ パック Advanced 管理パック Advanced セキュリティ パック
      1 Acronis Cyber Protect Cloud 9.0 Cyber Backup - Standard × × ×
      2 Cyber Backup - Advanced ×
      3 Cyber Backup - Disaster Recovery ×
      4 Cyber Protect - Standard
      5 Cyber Protect - Advanced
      6 Cyber Protect - Disaster Recovery
      7 Acronis Cyber Protect Cloud 20.08 Cyber Protect(ワークロードあたり):        
      8 サブエディション Cyber Protect Essentials ×
      9 サブエディション Cyber Protect Standard
      10 サブエディション Cyber Protect Advanced
      11 サブエディション Cyber Backup Standard × × ×
      12 Cyber Backup(ギガバイトあたり) × × ×

      Advanced ライセンス体系に切り替える方法

      ディザスタリカバリのレガシーエディションからの切り替え

      レガシーのディザスタリカバリ エディションにおいてワークロードを持っており、そのワークロードには復元サーバーがない場合は、そのバックアップは新しい Advanced ライセンス体系のディザスタリカバリによって保護されません。これらのワークロードをディザスタリカバリで保護する必要がある場合は、Advanced ライセンス体系に切り替える前に、保護計画でディザスタリカバリを有効にするか(製品資料をご参照ください)、手動で復元サーバーを作成してください(製品資料をご参照ください)。

      • Acronis Cyber Protect Cloud アカウント管理 API とのカスタムな統合を使用するパートナーは、KB69254 の説明に従って切り替えることができます。
      • ConnectWise Manage および Autotask PSA を使用するパートナーは、KB68657 の説明に従って切り替えることができます。
      • sing. RMM との統合(ConnectWise Automate、ConnectWise Control、Kaseya VSA)を使用するパートナーは、Acronis 管理ポータルで切り替えるか(KB69256)、大規模の切り替えスクリプトで切り替えることができます(KB67942)。新規の顧客は、レガシーライセンスで作成すべきではありません。
      • Acronis Cyber Protect Cloud APS を使用するパートナーは、KB69321 の説明に従って切り替えることができます。
      • 統合を使用しないパートナーは、Acronis 管理ポータルで切り替えるか(KB69256)、大規模の切り替えスクリプトで切り替えることができます(KB67942)。
      • WHMCS を使用するパートナーは、KB69374 の説明に従って新しい Advanced ライセンス体系に切り替えることができます。

      研修資料

      Acronis #CyberFit アカデミーで学習しましょう。Acronis パートナーポータルで新しい Advanced ライセンス体系用の学習プランをご覧ください。