この記事では、Acronis Cyber Protect Home Office(旧称: Acronis True Image)を使ってシステムを復元する方法を紹介しています:
- 復元に使用するバックアップが保存されている外付けドライブがある場合はそのドライブを接続し、ドライブの電源がオンになっていることを確認します。
- 使用するレスキューメディアデバイス(CD、DVD、USB メモリ、あるいは Acronis Survival Kit を使用する場合は外付け USB HDD)が最初の起動デバイスになるように、BIOSでのブート順を並べ替えます。BIOSまたはUEFI BIOSでの起動順の並べ替えをご参照ください。
UEFI コンピューターを使用する場合は、UEFI BIOS でのブータブルメディアの起動モードに注意してください。起動モードがバックアップ内のシステムの種類と一致するようにすることを推奨しています。バックアップに BIOS システムが含まれている場合は、BIOS モードでブータブルメディアを起動します。そのシステムが UEFI の場合は、UEFI モードが設定されていることを確認します。 - レスキューメディアから起動します。起動可能な環境が読み込まれるまで待ちます:
- Acronis Cyber Protect Home Office のウィンドウが表示されます:
- [ホーム] 画面で、[リカバリ] の下の [マイディスク] を選択します:
- 復元に使用するシステムディスクまたはパーティションのバックアップを選択します。
バックアップが表示されない場合は、[参照] をクリックして、バックアップへのパスを手動で指定します。 - [リカバリの方法] というステップでは [ディスクまたはパーティション全体をリカバリする] を選択します:
- アーカイブで使用可能な復元ポイントが [復元ポイント] 画面に表示されます。復元ポイントとは、特定の日付と時刻におけるコンピューターのデータのスナップショットのことです。システムをどの時点の状態に復元するか、日時を選択します:
- 「リカバリ元」画面で、システムディスクを探し、その横のチェックボックスをオンにします。ウィザードで不要な設定のステップを避けるためには、各パーティション(EFI システムパーティション、C:、リカバリパーティションなど)のチェックボックスではなく、ディスクタイトル(たとえば Disk 1 など)の横にあるチェックボックスをオンにします。
- 「Disk 1の復元先」の内容を確認し、正しければ [次へ] をクリックします。正しくない場合は、[次へ] をクリックする前に、必要に応じて設定を変更します。容量の異なる新しいハードディスクにリカバリする場合は、設定の変更が必要になります。
ターゲットディスクにデータが含まれている場合は、データが消去されるという確認が Acronis Cyber Protect Home Office から表示されます。データの削除はこのステップでは行われません。[続行] をクリックして復元を開始するまで、データは上書きされません。 - [概要] のステップで、処理のまとめを注意深く確認します。まとめを確認した上で、[続行] をクリックして復元を開始します。
- 処理が完了したら、スタンドアロン版の Acronis Cyber Protect Home Office を終了し、レスキューメディアを取り外して、復元したシステムパーティションから起動します。Windows を必要な状態に復元したことを確認してから、起動順を元に戻します。