すべて展開 / すべて折りたたむ Acronis Cyber Protect Cloud プラットフォームに関する質問 一つのアカウントですべての顧客を管理することは可能でしょうか? パートナー管理者のシングル アカウントでは、日常的な操作(ステータスの確認やファイル復元の実行など)を管理できます。 エージェントの初期デプロイおよび一部の復元のために、個別の顧客アカウントを作成する必要があります。このアカウントは同じ電子メールと関連付けても構いませんが、ユニークなアカウント名を設定する必要があります。 個別のアカウントはセキュリティ目的で作成されます。そのおかげで顧客間でデータを隔離できます。 ユーザーアカウントの作成に関する詳細は、この記事をご参照ください。 サービスプロバイダの試用期間中に、パートナーが製品版モードで顧客アカウントを構築した場合、どうなりますか?そのアカウントに料金を請求できますか? 主要なサービスプロバイダ アカウントが試用期間中の場合、試用版モードと製品版モードに拘わらず、作成された残りのアカウントには30日間の試用期間中は料金が加算されません。 パートナーのためにカスタムブランディングあるいはホワイトラベルを設定できますか? はい、管理ポータルの [設定] -> [カスタマイズ] タブで設定できます。こちらのガイドをご参照ください: カスタマイズの設定 ご自分の URL から Acronis サービスにアクセスできるよう、リダイレクトを設定したい場合は、追加のステップが必要になります。その手順は、ナレッジベースのこの記事をご参照ください。 どうすれば、管理者がログイン アクセスを管理できますか? 企業管理者はユーザー管理機能を使ってアクセスを管理できます。具体的には、以下のことを管理できます: ユーザーアカウントの作成 ユーザーアカウントの削除 ユーザーアクセスの停止 ユーザーのロールの割り当て ユーザーによるサービスへのアクセス Acronis Cyber Protect Cloud には、どのようなレポート機能が備わっていますか? Acronis Cyber Protect Cloud では、2つの種類のレポートが提供されます: 使用状況レポート(API でも使用可能)は、対象のプラットフォームにある各サービスおよびすべてのメーター制の提供アイテムに関する実際の使用状況データ(各種の保護対象デバイスの数、使用済みストレージなど)を表示します。 ダッシュボートおよびウィジェットは、カスタマーのサービス関連の操作(その成功や失敗のステータス)、ストレージ ロケーション(使用可能な容量)、アラートやその他のパラメータに関する詳細な情報を表示します。 Acronis では REST API が提供されますか? はい。開発者ガイドはこちらにあります。 Acronis Cyber Protect Cloud をサポートするために、パートナーの技術者はどのような資格を取得する必要がありますか? レベル1のサポートを提供するために、パートナーはオンライン トレーニング(https://kb.acronis.com/msptraining をご参照ください)を受けて、Acronis 認定技術者資格 for Cyber Cloud を取得する必要があります。 Acronis サポートを利用できる国について教えてください。 サービスプロバイダ向けのソリューションの場合、Acronis は世界中で24時間365日体制で電子メール、チャットおよび電話によるサポートを提供しています。サポートは英語のみとなります。詳細については、こちらをご参照ください: https://www.acronis.com/ja-jp/support/serviceproviderguidelines/ 私の顧客は Acronis サポートに連絡できますか? Acronis のサービスプロバイダ制度では、サービスプロバイダは自分の顧客に対してティア1のテクニカルサポートを行います。 Acronis Cyber Protect Cloud 製品の表示言語を変更する方法を教えてください。 Acronis Cyber Protect Cloud のインターフェイスの言語を変更するために、右上隅にある [プロフィール] ボタンをクリックしてから、[言語を変更] をクリックしてください。そこでは使用する言語を選択し、[変更] を押してください。 この言語設定によって、通知の言語も変わります。 二要素認証を有効にする方法を教えてください。 テナントの二要素認証を有効にするには、管理ポータルで [設定] -> [セキュリティ] に移動し、二要素認証のスライダーをオンにしてください。確認するには [有効にする] をクリックしてください。 二要素認証を無効にするためには、[設定] -> [セキュリティ] に移動し、スライダーをオフにしてください。確認するには、[無効にする] をクリックしてください。 詳細については、パートナー管理者ヘルプをご参照ください。 私は、私の顧客のセットアップの管理にフルアクセスを持っていますか? 本プラットフォームで顧客またはパートナー用のテナントを作成する際、テナントへのアクセスを管理するモードを以下の二つから選択できます: セルフサービス – このモードは、親テナントの管理者に対してこのテナントへのアクセスを制限します。管理者は、テナントのプロパティを変更することはできますが、テナントの内部(テナント、ユーザー、サービス、バックアップ、その他のリソースなど)にアクセスしたり管理したりすることはできません。 サービスプロバイダーによる管理 – このモードは、親テナントの管理者に対してこのテナントへのフルアクセス(プロパティの変更、テナント、ユーザー、サービスの管理、バックアップやその他のリソースへのアクセス)を許可します。 特定のアカウントを別のグループに移動する方法を教えてください。 こちらのガイドをご参照ください: Acronis Cyber Protect Cloud: how to move an account to another group Acronis Cyber Protection のサービスに関する質問 特定のイベント(誤動作など)が起きたときにアラームが発生するように設定できますか? はい。通知は、アカウントレベルで設定できます。 各顧客アカウントは、そのアカウントに登録されているすべてのデバイスに関するエラー、警告、成功の通知を受信できます。 企業管理者は、対象のデバイスが異なるアカウントに登録されている場合でも、企業内のすべてのデバイスに関するエラー、警告、成功の通知を受信できます。 パートナー管理者は、その直接の顧客のすべてのデバイスに関するエラー、警告、成功の通知を受信できます。 通知を設定する方法を教えてください。 通知は、アカウントレベルで設定できます。管理ポータルから、通知の受信を有効にするアカウントを選択し、設定を調整してください。詳細については、この記事をご参照ください。 試用版に登録しました。Acronis Cyber Protection のエージェントは、どこからダウンロードできますか? そのために、まずは顧客テナントとユーザーアカウントを作成する必要があります。 その後、そのユーザーとしてログインするか、管理ポータルで [ユニット] に移動し、顧客を選択し、[サービスの管理] をクリックしてください。そうすると、Cyber Protection エージェントをダウンロードできる Cyber Protection コンソールが表示されます。[デバイス] -> [すべてのデバイス] に移動し、右上隅にある [追加] をクリックしてください。 バックアップ中に不具合が発生するとどうなりますか? 接続関連のエラーの場合、エージェントはバックアップの継続を試みます。試行回数はデフォルトでは300回になっていますが、設定で調整できます。 接続が戻ってこない、あるいはコンピュータにエラーが発生したか再起動された場合は、バックアップのジョブは中断されたところから再開できます。 バックアップするのに、どれくらいのシステムリソースがかかりますか? リソース使用量は、システムの構成やその他の要因(ディスクの速度、ディスクのサイズ、利用可能な帯域幅など)に影響されます。デフォルトでは、Acronis のバックアップ プロセスは低優先度で実行され、オペレーティングシステムはダイナミックにリソースの制限を調整します。 現在のサーバーとワークステーションでは、CPU 使用量は通常およそ 3-4% で、RAM 使用量は500MB までとなります(また、スナップショット段階では CPU 使用率がより高くなることがあります)。 バックアップを行うために、どのくらいのハードディスク容量が必要でしょうか? イメージベースのバックアップの場合、ディスクの容量はシステムのスナップショットを保存するために使用されることがあります。そのために、常にディスク容量の 15% を空けておくことを推奨しています。 バックアップの際にサポートされる最大のディスク容量を教えてください。 Acronis Cyber Cloud では、ソースのファイルシステムでサポートされる最大のボリュームサイズまでがサポート対象になります。 すでに使用しているストレージ用のソリューションと統合できますか? Acronis では、ハードウェアに依存しないソフトウェア ソリューションを提供していますので、業界標準のプロトコル(SMB や NFS など)を使用したほぼすべてのハードウェアと互換性があります。また、Acronis は、オペレーティングシステムにサポートされる各ブロックベース ストレージもサポートしています。 この記事を参照し、ロケーションおよびストレージを設定してください。 ネットワークドライブへのバックアップを設定する方法を教えてください。 保護ポータルの [バックアップストレージ] セクションで、以下の操作を行ってください: [ロケーションを追加] を選択してください。 [ネットワークフォルダ] を選択し、必要なネットワーク パスを入力してください。 もしよろしければ、オンライン製品資料もご参照ください。We also have online documentation. バックアップ頻度の制限(RPOしきい値)について教えてください。 これは、使用するハードディスクのサイズやパフォーマンス、変更されたデータの量および利用可能な帯域幅によります。テストを行う必要がありますが、最低のしきい値は10分です。 月単位の完全バックアップを Cloud にアップロードする方法を教えてください。 デフォルトでは、Cloud へのバックアップはすべて増分バックアップとなっています。 増分バックアップから完全バックアップに変更するには、新しいバックアップ計画を作成し、そのスケジュールを編集して任意のバックアップスキームを選択してください(この記事をご参照ください)。 Hyper-V をバックアップするための最善の方法を教えてください。 基本的には、Hyper-V のゲスト仮想コンピュータのエージェントレス バックアップを行うことを推奨しています。ただし、対象の仮想コンピュータにはランサムウェア対策、アプリケーション認識型バックアップまたはファイルを直接仮想コンピュータに復元する機能が必要な場合は、Windows アプリケーション エージェントが必要になります。 仮想コンピュータのバックアップ(エージェント ベースおよびエージェントレス)も併せてご参照ください。 Acronis Cyber Protect Cloud では、重複除外がサポートされますか? Acronis エージェントは、個別のコンピュータにおけるアーカイブの重複除外をサポートしています。重複する新しいファイルはスキップされ、バックアップされません。 Acronis Cyber Protect Cloud は集中管理の重複除外サーバーを使用しません。それは、顧客のデータはセキュリティ目的で暗号化され、コンテナ化されている可能性があるからです。 圧縮率について教えてください。 圧縮率はデータの種類によって変わりますが、すべてのデータがメディアファイルである場合を除いて、通常は 30-40% になります。 Acronis Cyber Protect Cloud では、1TB はどのように測定されますか? Acronis Cyber Backup Cloud では、1TB は 1024GiB として測定されます。 Acronis Cyber Protect Cloud では、暗号化がサポートされますか? はい、Acronis Cyber Protect Cloud およびそのサービスでは、各レベルで暗号化が使用されます。 ランサムウェア対策はどのように動作しますか? Acronis Active Protection は高度なランサムウェア対策技術です。最も一般的なマルウェア対策ソリューションとも完全に互換性があり、人工知能に基づいた弊社の技術は、ご使用のシステムにあるすべてのデータ(たとえば、ドキュメント、メディアファイル、プログラム、Acronis Cyber Protect Cloud のファイルなど)を積極的に保護します。攻撃を検知して遮断するのみならず、その影響を受けたデータの復元もできます。詳細については、ナレッジベースのこのガイドをご確認ください。 Cloud からの復元はどのくらい時間がかかりますか? 復元の速度は主に利用可能な帯域幅およびデータセンターへの接続によります。 Exchange/Microsoft 365 の復元の粒度はどのくらいですか? 粒度復元では、メールボックスから個別のアイテム(個別の電子メール、連絡先またはカレンダーアイテム)を復元できます。 「復元」と「VMとして実行」の違いについて教えてください。 「復元」は、ベアメタル、P2P、V2V などを経由する復元(リカバリ)の伝統的な方法です。復元にかかる時間はデータのサイズによります。 「VMとして実行」は、バックアップストレージから直接 VMware または Hyper-V ホストで必要なシステムを起動することで、ご使用のシステムを数秒で復元できる現代的な方法です。 ベアメタル復元を行う方法を教えてください。 ベアメタル復元を行うために、ブータブルメディアを使ってターゲットのコンピュータを起動し、イメージファイルが入っているバックアップ レポジトリを指定してください(この記事をご参照ください)。 仮想コンピュータを Azure/Google/Amazon にバックアップしたいのですが、どうすればいいでしょうか? バックアップ先の仮想コンピュータには、事前にオペレーティングシステムおよび Acronis エージェントをインストールしておく必要があります。復元は P2V または V2V で行われます。Azure/Google/Amazon では、ブータブルメディアを使用できません。 より小さなディスクから大きなディスクに復元すること、あるいはその逆はできますか? はい。より小さなドライブにディスクイメージを復元する際は、より小さなドライブは大きなドライブの内容を保存できるのに十分な容量がないといけません。たとえば、200GB という全体の領域の中で 100GB が使用されているディスクがあれば、このディスクのイメージは 150GB のドライブには移行できますが、80GB のドライブには移行できません。 私の顧客は帯域幅が低いです。初期バックアップをアップロードするには、どうすればいいでしょうか? この過程は二つの段階から成ります: 外部メディアで初期バックアップを作成します(こちらのオンライン製品資料をご参照ください)。 専用ツールを使って、代替のロケーションから WAN 経由でデータをアップロードします。 Acronis Cyber Protect Cloud には、リモートワーカーを保護するためのツールが備わっていますか? Acronis Cyber Protect Cloud には、リモートワーカーに追加の保護を提供する数々の機能があります: セキュリティを高める Acronis VPN リモートワーカー向けの特別保護計画 Windows あるいは Mac からの簡単なリモートデスクトップ アクセス 業務に必要不可欠のテレワーク アプリへの優先パッチ適用 安全なファイル同期・共有 Windows ベースのコンピュータの簡単なリモートワイプ(デバイスが紛失された場合や危険に晒された場合に役立ちます) エンドユーザーとのリモートデスクトップ接続 Acronis サポートに連絡して、復元を手伝ってもらうことはできますか? テクニカルサポートは、技術関連の問題が発生した場合にトラブルシューティングのお手伝いをします。また、技術関連の質問に答えることもできます。テクニカルサポートはお客様の代わりに復元を行うことはできませんが、その手順の説明を送ることはできます。代わりに復元を行ってほしいなど、より高度なサービスが必要な場合は、Acronis プロフェッショナルサービスをご利用いただけます。 Acronis Disaster Recovery(災害復旧)サービスに関する質問 災害復旧の目標復旧時間(RTO)を教えてください。 大抵の場合、15分以内です。 各コンピュータ用にパブリック IP を設定する必要がありますか? 必要ありません。外部ネットワークから対象のサーバーにアクセスしたい場合のみ必要です。 Acronis データセンターに関する質問 Azure や Google のデータセンターではなく、Acronis SP(サービスプロバイダ向け)データセンターを利用するメリットは何ですか? 現時点では、Acronis Cyber Protect Cloud のサービス(災害復旧など)をすべてサポートするのは Acronis データセンターのみです。 Acronis データセンターのセキュリティ認定や基準について教えてください。 Acronis データセンターは複数の認定(たとえば、ISO 27001、SOC-2 など)を取得しています。詳細については、営業担当者へお問い合わせください。 私のいる国には Acronis のデータセンターがありますか?どうすればデータ主権の法律を遵守できますか? Acronis は世界中に管理やデータストレージのために使用される複数のデータセンターを持っています。詳細については、Acronis の Web ページにある地図をご参照ください。 特定の国には Acronis のデータセンターがない場合は、代替のストレージロケーションとして、ご自分のデータセンターか、サポート対象のパブリッククラウド(Amazon、Microsoft Azure や Google Cloud など)を使用できます。