69127: Acronis Cyber Protect Cloud: acrocmd を使ってアーカイブをベリファイする方法

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Last update: 29-06-2021

以下のステップは、Acronis エージェントおよび Acronis コマンドライン ツールがインストールされているコンピュータで実行してください。デフォルトでは、Acronis コマンドツールはエージェントとともにインストールされます。エージェントは、ベリファイするアーカイブに入っているバックアップの対象のコンピュータと同じ Acronis Cyber Protect Cloud アカウントで登録されている必要があります。 

ときには、アーカイブの整合性をチェックして、そのバックアップから復元できるかどうか確認することが必要になる場合があります。この処理は、バックアップのベリファイと言います。 

本記事では、Acronis コマンドライン ツールを使ってバックアップをベリファイする方法を説明します。

以下のコマンドには、ログを保存するパラメータが含まれています。ログをより詳細にして情報量を増やしたい場合は、まずはログのレベルを debug に変更してください:
1. C:\Program Files\BackupClient\BackupAndRecovery\ に移動します。
2. mms.config というファイルを開きます。
3. 次の文字列が入っている行を探します: <channel id="mms" level="info"
4. level="info"level="debug" に変更します。
5. このファイルを保存して、Acronis Managed Machine Service というサービスを再起動します。
暗号化されたアーカイブをベリファイする場合は、--arc パラメータの直後に次の文字列を入れてください:
--password=<パスワード>
上記の <パスワード> は、バックアップ計画で指定した暗号化パスワードに変えてください。

コマンドライン ツールのデフォルトのインストールパス:

  • Windows: %ProgramFiles%\BackupClient\CommandLineTool
  • Linux: /usr/lib/Acronis/CommandLineTool 
  • macOS: /Library/Application Support/BackupClient/Acronis/

増分バックアップまたは差分バックアップでサイズが小さくても、最新のバックアップのベリファイには時間がかかることがあります。ベリファイ処理では、対象のバックアップに物理的に含まれているデータのみならず、このバックアップを選択したときに復元できるすべてのデータをベリファイしています。従って、以前に作成されたバックアップへのアクセスも必要になり、処理時間が長くなります。

 

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