事象
エージェント for VMware、エージェント for Hyper-V あるいは(Acronis Cyber Protect 15 の場合)エージェント for Scale Computing HC3 を使って、エージェントレスモードで仮想コンピュータを保護しています。
エージェントレスバックアップに加えて、仮想コンピュータの中に以下のエージェント(1つまたは複数)をインストールしました:
- エージェント for Windows
- エージェント for Linux
- エージェント for SQL
- エージェント for Exchange
エージェントをインストールしたコンピュータは、[すべてのデバイス] で2回表示されます。まずは仮想コンピュータとして、それから、中にエージェントがインストールされている仮想コンピュータとしてです。
たとえば、以下のスクリーンショットでは、ABA15_MS および AcronisBackupAppliance15 は同じ仮想コンピュータです:
仮想コンピュータの中にエージェントがインストールされている場合は、デバイス名は DNS 名と一致します。
仮想コンピュータがエージェントレスバックアップで保護されている場合は、デバイス名として、対象のハイパーバイザークライアント(例えば、vSphere クライアント)で表示される名前が使われます。
原因
この製品の現在の設計です。
今後、製品の動作を改善し、エージェントがインストールされている仮想コンピュータも [すべてのデバイス] の一覧において1回のみ表示されるようにする予定があります。
追加情報
エージェントレスバックアップ用に VMware ESXi または Microsoft Hyper-V または Scale Computing HC3 ホストに Virtual Host あるいは Universal ライセンスがすでに割り当てられている場合、対象のホストにある仮想コンピュータ(中にバックアップエージェントがインストールされている仮想コンピュータも含む)は自動的にそのライセンスにカバーされます。
すなわち、それらの仮想コンピュータを保護する際、同じライセンスを使って、エージェントレス保護およびエージェントベースの保護という両方のアプローチを同時に使用できます。