この記事は以下の製品に適用できます:
- Acronis エージェント for Linux
- Acronis エージェント for Mac
- Linux ベースの Acronis ブータブルメディア
- Acronis 仮想アプライアンス
ソリューション
Asamba は strace の実行対象ではなく、自力でログ出力を生成できます。しかし、そのログは開発者にリクエストされた場合のみ収集してください。
エージェント for Linux
ターミナルのウィンドウを開き、以下のコマンドを実行します:
#vi /usr/sbin/acronis_mms
i キーを押すことで編集モードに切り替えます。
ulimit -s 2048 という行を見つけて、その後に次の行を追加します: export ASAMBA_LOG=1
編集モードを終了するために Esc キーを押します。
変更を保存してエディタを終了するために、このコマンドを実行します: :wq
それから、MMS を再起動することで変更を適用します:
#/etc/init.d/acronis_mms restart
すべてのログは var/log/asamba に保存されます。
エージェント for MAC
ターミナルのウィンドウを開き、以下のコマンドを実行します:
#vi /Library/Application\ Support/BackupClient/Acronis/Backup\ Agent.app/Contents/Library/sbin/acronis_mms.conf
i キーを押すことで編集モードに切り替えます。
ulimit -s 2048 という行を見つけて、その後に次の行を追加します: export ASAMBA_LOG=1
編集モードを終了するために Esc キーを押します。
変更を保存してエディタを終了するために、このコマンドを実行します: :wq
それから、MMS を再起動することで変更を適用します:
# sudo launchctl stop acronis_mms
# sudo launchctl start acronis_mms
すべてのログは var/log/asamba に保存されます。
ブータブルメディアおよび仮想アプライアンス
Asamba は strace の実行対象ではなく、自力でログ出力を生成できます。しかし、そのログは Acronis 開発者にリクエストされた場合のみ収集してください。
ログ収集方法は以下の通りです。
シェルに切り替えるために、まずは Shift+Ctrl+Alt+Space+F1 を押してから、(仮想アプライアンスの場合)Alt+F2 または(ブータブルメディアの場合)[アクション] -> [シェルの開始] を押します。
以下のコマンドを実行します:
#insmod cifs
#echo 7 > /proc/fs/cifs/cifsFYI
#export ASAMBA_LOGLEVEL=10
(仮想アプライアンスの場合)Alt+F2 を押すこと、あるいは(ブータブルメディアの場合)/bin/product を実行することでシェルを終了します。
それから、問題を再現させます。
すべてのログは /tmp/asamba.log に保存されます。
WinSCP ユーティリティを使って、そのログを収集できます。
追加情報
以下の記事もご参照ください: