64040: Acronis Cyber Backup:「無効な関数」というエラーが表示され、ディスクのバックアップに失敗する場合

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    Last update: 25-11-2021

    事象

    以下のエラーが表示され、ディスクまたはパーティションのバックアップに失敗します:

    「Windows エラー: (0x80070001) 無効な関数。」

     

    トラブルシューティング

    問題が発生するエージェントのコンピュータでイベントビューアーのログをチェックしてください。そこで、「重大」、「エラー」と「警告」というレベルでフィルタをかけ、バックアップが失敗したときまたはその直前に記録されているエラーがないか探してください(チェックするエラーのソース: volsnap、atapi、disk、BitLocker-Driver、Ntfs、stcvsm )。Windows イベントログの使い方の詳細は、この記事をご参照ください。
    それから、以下の表に必要なイベントソースおよびイベント ID を見つけて、「トラブルシューティング」欄の指示に従ってください。

    ソリューション

    以下の表からイベントビューアーで発見したメッセージを探し出して、その右に書いてあるトラブルシューティング手順に従ってください。

    プロバイダ名 イベントID メッセージ トラブルシューティング
    Volsnap 8 書き込みコマンドの解除を待っている間に、ボリューム C: 上の書き込み操作のフラッシュおよび保留がタイムアウトになりました。 このエラーは、このコンピュータで現在実行されている I/O(入出力)が多すぎることを意味します。バックアップ中に実行されていた操作(ウイルスチェック、Windows の更新など)を確認し、その操作あるいはバックアップのスケジュールを調整してください。
    Volsnap 24 C: のシャドウコピーのシャドウコピーの記憶域を拡大するためのディスク領域がボリューム C: に十分ありませんでした。
    このエラーの結果、ボリューム C: のシャドウコピーすべてが削除される危険があります。
    スナップショットを保存するのに空き領域が足りません。ディスクの領域の一部を開放するか、空き領域のあるボリュームにストレージを移動してください。詳細な手順については、この記事をご参照ください。
    Volsnap 25 Insufficient space on <X> drive to grow the snapshot storage. Snapshot storage is dropped. スナップショットを保存するのに空き領域が足りません。ディスクの領域の一部を開放するか、空き領域のあるボリュームにストレージを移動してください。詳細な手順については、この記事をご参照ください。
    Volsnap 27 重要な制御ファイルが開かなかったために、検出中にボリューム <X> のシャドウ コピーが中止しました。 この問題は、詳しく調べる必要があります。問題が発生するコンピュータから Acronis システム情報を収集し、Acronis サポートへお問い合わせください。お問い合わせの際、この記事を参照したことをお伝えください。
    Volsnap  29 検出中にボリューム <X> のシャドウコピーが中止しました。 この問題は、詳しく調べる必要があります。問題が発生するコンピュータから Acronis システム情報を収集し、Acronis サポートへお問い合わせください。お問い合わせの際、この記事を参照したことをお伝えください。
    Volsnap 35 シャドウコピーの記憶域を拡張できなかったためにボリューム <X> のシャドウコピーが中止しました。 スナップショットを保存するのに空き領域が足りません。ディスクの領域の一部を開放するか、空き領域のあるボリュームにストレージを移動してください。詳細な手順については、この記事をご参照ください。
    Volsnap 36 ユーザーが設定した制限値のためにシャドウ コピーの記憶域を拡張できなかったためにボリューム <Х> のシャドウ コピーが中止しました スナップショットを保存するのに空き領域が足りません。ディスクの領域の一部を開放するか、空き領域のあるボリュームにストレージを移動してください。詳細な手順については、この記事をご参照ください。
    Volsnap 33 ボリューム C: の最も古いシャドウ コピーは、ボリューム C: のシャドウ コピーの使用ディスク領域をユーザーが定義した制限より小さく保つために削除されました。 スナップショットを保存するのに空き領域が足りません。ディスクの領域の一部を開放するか、空き領域のあるボリュームにストレージを移動してください。詳細な手順については、この記事をご参照ください。
    atapi 11 ドライバーは <デバイスへのパス> でコントローラー エラーを検出しました。 このメッセージは、コントローラー、ケーブル、あるいは問題が発生するコントローラーに接続されているデバイスにハードウェアの問題があることを意味します。
    Disk 7 デバイス <デバイスへのパス> に不良ブロックがあります。 chkdsk を使って、このディスクにエラーがないかチェックして、あればそのエラーを修正してください。chkdsk を開始するために、[スタート] -> 検索で cmd と入力 -> cmd.exe を右クリックし、[管理者として実行] をクリックしてください。それから、コマンドプロンプトに、以下のコマンドを入力してください:
    chkdsk X: /r
    (!) このコマンドを実行する際、X はチェックするドライブの文字に変えてください(例えば、chkdsk c: /r)。
    Disk 11 ドライバーは <デバイスへのパス> でコントローラー エラーを検出しました。 このメッセージは、コントローラー、ケーブル、あるいは問題が発生するコントローラーに接続されているデバイスにハードウェアの問題があることを意味します。
    Disk 15 デバイス <デバイスへのパス> はまだアクセスできる状態ではありません。 このディスク用のドライバがこのディスクに相応しいこと、そして、最新バージョンであることを確認してください。このディスクがアクセス可能で、初期化済みであることもチェックしてください。
    Disk 51 ページング操作中にデバイス <デバイスへのパス> 上でエラーが検出されました。 通常、このメッセージはドライブまたはそのコントローラーに関するハードウェアの問題を意味します。製造者の提供する診断ユーティリティを使って、問題が発生するハードドライブをテストしてください。
    Disk 153 ディスク 0 (PDO 名: \Device\00000034) の論理ブロック アドレス 0xaf34080 で IO 操作が再試行されました。 chkdsk を使って、このディスクにエラーがないかチェックして、あればそのエラーを修正してください。chkdsk を開始するために、[スタート] -> 検索で cmd と入力 -> cmd.exe を右クリックし、[管理者として実行] をクリックしてください。それから、コマンドプロンプトに、以下のコマンドを入力してください:
    chkdsk X: /r
    (!) このコマンドを実行する際、X はチェックするドライブの文字に変えてください(例えば、chkdsk c: /r)。
    Disk 157 ディスク <X> が突然取り外されました。

    バックアップ中にディスクを取り外さないでください。

    ドライブがスリープモードにならないことを確認してください。そのために、[コントロールパネル] -> [電源オプション] -> [電源プラン設定の変更] -> [詳細な電源設定の変更] に移動してください。表示される電源オプションの一覧の中で [ハード ディスク] を見つけて、その左にある「+」を押します。[次の時間が経過後にハード ディスクの電源を切る] が開きます。その値を 0 に変えてください。

    Microsoft-Windows-BitLocker-Driver 24620 暗号化されたボリュームのチェック: <X> 上のボリューム情報が読み取れません。

    BitLocker を使用している場合、このエラーはボリュームに不良ブロックがあることを意味します。

    このコンピュータで BitLocker を使用していない場合は、このエラーは BitLocker サービスがデバイスの列挙に失敗したときに表示されます。この問題が発生するのは、このコンピュータの1つまたは複数のディスクが別の暗号化ソフトウェアによって暗号化されている場合です。

    Ntfs 50 ファイル <ファイルへのパス> のためのデータを一部保存できませんでした。データを損失しました。このエラーは、コンピュータのハードウェアまたはネットワーク接続の障害によって発生した可能性があります。このファイルをどこか別の所に保存してください。 この問題は、詳しく調べる必要があります。問題が発生するコンピュータから Acronis システム情報を収集し、Acronis サポートへお問い合わせください。お問い合わせの際、この記事を参照したことをお伝えください。
    Ntfs 55 ディスクのファイル システム構造は壊れていて使えません。chkdskユーティリティーをボリューム OS で実行してください。 ディスク コントローラーのファームウェアおよびドライバが最新であることを確認してください。
    また、サードパーティー製のストレージ ドライバおよびストレージ ファームウェアがすべて最新であることも確認してください。
    問題が発生するボリュームで chkdsk ユーティリティを実行してください。
    Ntfs 137 ボリューム <ボリューム ラベル>  のトランザクション リソース マネージャーで再試行できないエラーが発生し、起動できませんでした。データにエラー コードが含まれています。 chkdsk を使って、このディスクにエラーがないかチェックして、あればそのエラーを修正してください。chkdsk を開始するために、[スタート] -> 検索で cmd と入力 -> cmd.exe を右クリックし、[管理者として実行] をクリックしてください。それから、コマンドプロンプトに、以下のコマンドを入力してください:
    chkdsk X: /f
    (!) このコマンドを実行する際、X はチェックするドライブの文字に変えてください(例えば、chkdsk c: /f)。
    Microsoft-Windows-Ntfs 140 トランザクション ログへのデータのフラッシュに失敗しました。VolumeId: C:、DeviceName: \Device\HarddiskVolume2 で破損が発生している可能性があります。 chkdsk を使って、このディスクにエラーがないかチェックして、あればそのエラーを修正してください。chkdsk を開始するために、[スタート] -> 検索で cmd と入力 -> cmd.exe を右クリックし、[管理者として実行] をクリックしてください。それから、コマンドプロンプトに、以下のコマンドを入力してください:
    chkdsk X: /f
    (!) このコマンドを実行する際、X はチェックするドライブの文字に変えてください(例えば、chkdsk c: /f)。
    stcvsm   ボリューム シャドウ コピー プロバイダのエラー https://kb.acronis.com/content/60226 をご参照ください。

     

    イベントビューアのログに上記の表に載っているイベントがどれも見つからなかった場合は、問題が発生するコンピュータからシステムレポートを収集し、Acronis サポートへお問い合わせください。システムレポートを収集する方法については、以下の記事をご参照ください:

    Acronis Cyber Backup 12.5 および Acronis Cyber Protect 15 - Acronis Cyber Backup 12.5 および Acronis Cyber Protect 15: システム情報の収集 をご参照ください。

    Acronis Cyber Protect Cloud - Acronis Cyber Backup Cloud: Collecting System Report をご参照ください。

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