説明
Acronis Backup 11.7 には、バックアップファイルの簡易ファイル名 がありました。
Acronis Cyber Backup 12.5 は、現在、簡易ファイル名をサポートしていません。
各バックアップ計画でバックアップ先に1つまたは複数のファイルが作成されます(数はバックアップ スキームとバックアップ形式によります)。以下の表に、コンピュータ(またはメールボックス)ごとに作成されるファイルを確認できます:
常に増分(シングルファイル) | 他のバックアップ スキーム | |
バージョン 11 バックアップ形式 | TIBファイル1つ + メタデータのXMLファイル1つ |
複数のTIBファイル + メタデータのXMLファイル1つ(伝統的なフォーマット) |
バージョン 12 バックアップ形式 | バックアップチェーン(完全なバックアップあるいは差分バックアップ + それに依存するすべての増分バックアップ)ごとに1つのTIBX ファイル |
Acronis Cyber Backup 12.5 でバックアップアーカイブに対する操作を行うときの注意点: アーカイブに関わるすべての操作は、ファイルエクスプローラではなく、製品のインターフェイス内で行う必要があります。アーカイブは独立していません。
- デフォルトの命名方式に従わず、アーカイブに任意のアーカイブ名をつけたい場合は、バックアップ計画の作成中にアーカイブ名を設定してください(ユーザーガイドの バックアップ ファイル名 をご参照ください)。ファイルエクスプローラでは、バックアップ ファイルのファイル名を変更できません。
- ファイルエクスプローラを使って、バックアップアーカイブのスライスを削除したり、移動したりしないでください。
バックアップアーカイブのコピーが必要な場合は:
- [バックアップ] -> [ロケーション] -> 必要なロケーションおよびバックアップを選びます -> [バックアップの表示] をクリックします -> 必要な場合、リカバリポイントを選びます -> 歯車アイコンをクリックし、[エクスポート] をクリックします。
エクスポート先を指定してから、[スタート] をクリックします。 - すべてのバックアップファイルのコピーを別のロケーションに保管したい場合は、バックアップ計画の一部としてバックアップのレプリケーションを設定してください(手順については、ユーザーガイドをご参照ください)。あるいは、個別のレプリケーション計画も作成できます(ユーザーガイドをご参照ください)。
USB ハードドライブを定期的に交換する予定があり、各ドライブに一つの完全なバックアップを保管したい場合は、この記事の説明に従ってください: リムーバブルデバイスへバックアップする際、定期的なドライブ交換を設定する方法