説明
ご自分の環境でバックアップのパフォーマンスを改善するために、特定の VDDK 転送モードを無効にしなければならない場合があります。
エージェント for VMware(仮想アプライアンス)上で特定の VDDK 転送モードを無効にする方法:
1. WinSCP ユーティリティを使って、Acronis Cyber Backup アプライアンスに接続します。
2. WinSCP テキストエディタ (F4) で、/etc/Acronis/VirtualWare.config ファイルを開きます。
3. 「DisabledTransport」値に、無効にする転送モードのリストを追加します。複数の転送モードを入力する際、「:」で区切ります。
使用可能な値は、次の通りです: "hotadd:san:nbd:nbdssl:file".
以下の例をご確認ください:
WinSCP ビュー: hotadd 転送モードが無効です。 |
アプライアンスのユーザーインターフェイスのビュー: hotadd 転送モードが無効です。 |
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4. 変更したファイルを保存してから、アプライアンスを再起動します。
エージェント for VMware(Windows)上で特定の VDDK 転送モードを無効にする方法:
1. Windows レジストリエディターを開きます([スタート] -> 検索 -> regedit.exe と入力し、Enter キーを押します)。
2. 以下のキーに移動します:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Acronis\VirtualWare\VMwareESXServer\VixDiskLib\
3. このキーの中で、文字列値 DisabledTransport を探します。この文字列値を編集し、無効にする転送モードのリストを指定します。複数の転送モードを入力する際、「:」で区切ります。
使用可能な値は、次の通りです: "hotadd:san:nbd:nbdssl:file".
以下の例をご確認ください:
4. Acronis Managed Machine サービスを再起動します。そのために、[スタート] -> 検索 -> services.msc と入力し、Enter キーを押します。それから、「Acronis Managed Machine サービス」を見つけて、[再起動] をクリックします。