61538: Acronis Cyber Backup: OneDrive フォルダをバックアップするときに「クラウドファイルへのアクセスが拒否されました」という警告が表示される場合

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Last update: 15-04-2021

事象

個人の OneDrive フォルダを含むファイルレベルのバックアップの終了時に、以下の警告が表示されます:

「Windows エラー: (0x8007018B) クラウドファイルへのアクセスが拒否されました。」

または、7.7 より前のバージョンでバックアップ形式「バージョン11」を使用する場合、以下のエラーが表示され、バックアップに失敗します:

| エラー 0x4000c: ファイルは読み取り専用です。
| 行: 0xf35f747b3b21fd14
| ファイル: e:\21\core\file\windows\winnt_dir.cpp:1547
| 関数: winnt_dir::iterator::GetHardlinkCountValue
| 関数: OpenFileW
| パス: \\?\GLOBALROOT\Device\HarddiskVolumeShadowCopy1\Users\tester\OneDrive
| $モジュール: disk_bundle_vsa64_11010
|
| エラー 0xfff0: このメディアは書き込み禁止になっています。
| 行: 0xbd28fdbd64edb8f1
| ファイル: e:\21\core\common\error.cpp:307
| 関数: Common::Error::AddWindowsError
| コード: 0x80070013
| $モジュール: disk_bundle_vsa64_11010

原因

Windows の 10.0.17134 アップデートから、OneDrive は実際のデータをクラウドで保管するようになりました。OneDrive フォルダで表示されるファイルは、OneDrive クラウドにあるデータへの「リンク」となります。結果として、これらのファイルはバックアップできません。

ソリューション

Acronis Cyber Backup 12.5 アップデート 4 あるいは Acronis Cyber Backup Cloud バージョン 7.7(またはそれ以降)を使用する場合、警告が表示されますが、バックアップには成功し、その OneDrive フォルダの内容はバックアップに含まれません。

以下の選択肢があります:

  • OneDrive をバックアップするために、エージェント for Microsoft 365 を使用します。
  • (これらのファイルの保護をしないことにした場合)警告を避けるために、このフォルダをバックアップから除外します

Acronis Cyber Backup 12.5 のアップデート4 前のバージョン、あるいは、Acronis Cyber Backup Cloud のバージョン 7.7 前のバージョンを使用する場合は、バックアップの失敗を修正するために、最新ビルドにアップデートしてください。これらのバージョンに導入されたバックアップ形式「バージョン12」では、このフォルダは自動的にバックアップから除外され、このバックアップ計画に入っている他の項目は保護されます。あるいは、個人の OneDrive フォルダを手動でバックアップから除外することもできます。

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