この記事には、Acronis True Image 2018の場合にTrue Image Monitorのアクティビティの詳細なログを取得する方法を紹介しています。
True Image Monitorは、Windowsの起動時に自動的に開始され、システムトレイにおけるアイコンおよび通知の表示を担当します。
True Image Monitorの実行ファイル(TrueImageMonitor.exe)は、以下のフォルダにあります:
- Windows 64ビット版の場合: C:\Program Files (x86)\Acronis\TrueImageHome
- Windows 32ビット版の場合: C:\Program Files\Acronis\TrueImageHome
ログレベルは、TrueImageMonitor.exeの隣にあるTrueImageMonitor.configという構成ファイルにおいて定義されます:
- Active Protectionの自己防御機能を無効にします(手順については、こちらをご参照ください)。そうしないと、Active ProtectionはAcronis True Imageの構成ファイルを変更させません。
- TrueImageMonitor.config ファイルを探します。「Program Files」および「Program Files (x86)」フォルダの中のファイルは、オペレーティングシステムに保護されるため、直接そこでは編集できません。ですから、TrueImageMonitor.config ファイルを「デスクトップ」フォルダにコピーします。
- 「デスクトップ」フォルダでコピーしたファイルを右クリックし、[プログラムから開く] を選択します:
- [その他のアプリ] をクリックします:
- [メモ帳]を選択し、この選択を確認するために「OK」をクリックします:
- 構成ファイルは、メモ帳というテキストエディタで開きます:
- すべての level="info" を level="debug" に置き換えます:
- 変更を保存するために、[ファイル] -> [保存] をクリックし、メモ帳のウィンドウを閉じます:
TrueImageMonitor.configファイルをデスクトップから元の場所にドラッグ&ドロップします:
求められたとき、[置き換える] オプションを選択します:
この操作を確認するために、[続行] をクリックします: - 変更を適用するために、コンピュータを再起動します。
場合によって、完全にシステムを再起動せずに、TrueImageMonitor.exe プロセスのみ再起動したらそれで十分です。しかし、そうすると、トラブルシューティングに役立つ可能性のあるブートチェーンイベントのログが除外されます。自信がない場合、システムを完全に再起動してください。 - 問題を再現させます。
- True Image Monitorの詳細なログは、C:\ProgramData\Acronis\TrueImageHome\Logs\ti_monitor フォルダに保存されます:
- Active Protectionおよび自己防御機能を有効にします。
- 直接Acronisとやり取りしている場合、システムレポートを生成し、Acronisに送信します。このレポートに、トレイモニタのログのフォルダも自動的に含まれます。
- True Image Monitorの詳細なログがもう必要なくなったとき、この記事のステップを繰り返し、ステップ7ではすべての level="debug" を level="info" に置き換えます。