59985: Acronis Backup 12.5 および 12: 無人インストール

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この記事では、Acronis Backup 12.5 または12 の無人インストールについて紹介しています。

Acronis Backup 12.5/12のWindows コンポーネントをインストールまたはアップデートするために、グループポリシー経由でWindows インストーラーを使うことができます。その際、変換ファイルを使用するか、直接インストールスクリプトにパラメーターを指定するかという2つの方法から選択できます。

MSTトランスフォームファイルとグループポリシーを使ってWindows インストーラーを使用することができます。あるいは、インストールスクリプトに直接指定されているパラメータを使用することができます。

Linuxコンポーネントも無人モードでインストールできます。

Windows

.mst トランスフォームファイルを作成し、インストールパッケージを展開します。

  1. 完全な64ビット版のAcronis Backup for Windows インストーラーを開始します。
  2. [無人インストールの.mstおよび.msiを作成] をクリックします。
  3. インストールのオプションを指定し、[次へ] をクリックします。
  4. ファイルの抽出先へのパスを指定し、[生成] をクリックします。

選択されたコンポーネントをインストールするのに必要なファイル(.msi と.cab)が抽出されます。また、指定されたインストール オプションを含むMSTトランスフォームファイルも作成されます。

インストール中に.mstファイルを使用しない場合でも、セットアップ プログラムの [無人インストールの.mstおよび.msiを作成]を使用してインストールファイルを抽出する必要があります。必要なコンポーネントを選択してください。そうすると、それらの.cabファイルがインストーラーから抽出されます。どのコンポーネントを選択するか分からない場合、すべてのコンポーネントを選択してください。この場合、すべての.cabファイルがインストーラーから抽出されます。

これで、グループポリシーまたは、下記の手順に従って、コマンドラインでWindowsインストーラー(msiexec.exe) を使用してこれらのファイルをインストールできます。

Windows インストーラー (msiexec.exe) および.mstトランスフォームファイルを使ってインストールする方法

インストールに必要な.msiと.cabファイルをすべて同じディレクトリに置く必要があります。
  1. コマンドプロンプトを開きます。
  2. 次のコマンドを実行します:
    msiexec /i <package.msi> TRANSFORMS=<file.mst>

コマンドの内部の説明:

    • /i は製品のインストールまたは設定を行います;
    • <package.msi> はWindows インストーラーのパッケージファイルのファイル名に変えてください;
    • TRANSFORMS は、このパッケージに適用するトランスフォームファイル(.mst)を指定します;
    • <file.mst> は、前のステップで生成されたトランスフォームファイル(.mst)のファイル名に変えてください。

例えば:
msiexec /i AB64.msi TRANSFORMS=AB64.msi.mst

Windows インストーラー (msiexec.exe) を使って、パラメーターを手動で指定してインストールする方法

インストールに必要な.msiと.cabファイルをすべて同じディレクトリに置く必要があります。

MSTトランスフォームファイルを使わなくても、インストールを実行できます。そのために、手動でパラメーターを指定する必要があります:

  1. コマンドプロンプトを開きます。
  2. 次のコマンドを実行します:
    msiexec /i <package.msi> <PARAMETER 1>=<value 1> ... <PARAMETER N>=<value n>

コマンドの内部の説明:

    • /i は製品のインストールまたは設定を行います;
    • <package.msi> はWindows インストーラーのパッケージファイルのファイル名に変えてください;
    • <PARAMETER> は指定するパラメーターに変えてください(以下の表をご参照ください)。

パラメーター

ADDLOCAL=<インストールするコンポーネント>
インストールするコンポーネントを指定します。複数のコンポーネントを並べる場合、スペースは入れずに、コンマで区切ってください。

インストール可能なコンポーネントのリスト:

コンポーネント 必ず一緒にインストールしなければならないもの ビット コンポーネント名・説明
AcronisCentralizedManagementServer WebConsole x32/x64 Acronis 管理サーバー
WebConsole AcronisCentralizedManagementServer x32/x64 Web コンソール
MonitoringServer AcronisCentralizedManagementServer x32/x64 監視サーバー
ComponentRegisterFeature AcronisCentralizedManagementServer x32/x64 リモートインストール用のファイル
AgentsCoreComponents x32/x64 エージェントのコアコンポーネント
BackupAndRecoveryAgent AgentsCoreComponents x32/x64 エージェント for Windows
ArxAgentFeature BackupAndRecoveryAgent x32/x64 エージェント for Exchange
ArsAgentFeature BackupAndRecoveryAgent x32/x64 エージェント for SQL
ARADAgentFeature BackupAndRecoveryAgent x32/x64 エージェント for AD
OracleAgentFeature BackupAndRecoveryAgent x32/x64 エージェント for Oracle
ArxOnlineAgentFeature AgentsCoreComponents x32/x64 エージェント for Office 365
AcronisESXSupport AgentsCoreComponents x32/x64 エージェント for VMware ESX(i) Windows
HyperVAgent AgentsCoreComponents x32/x64 エージェント for Hyper-V
ESXVirtualAppliance   x32/x64 VMware ESX(i) の仮想アプライアンス
CommandLineTool x32/x64 コマンドライン
TrayMonitor BackupAndRecoveryAgent x32/x64 バックアップモニタ
BackupAndRecoveryBootableComponents x32/x64 aブータブルメディア
PXEServer x32/x64 PXE サーバー
StorageServer BackupAndRecoveryAgent,
ARADAsn, ArsAsn, ArxAsn
x64 Acronis ストレージノード
ARADAsn x64 ストレージノード用のADアドオン
ArsAsn x64 ストレージノード用のSQLアドオン
ArxAsn x64 ストレージノード用のExchangeアドオン
CatalogBrowser JRE 8 Update 111 x64 カタログブラウザ

REMOVE=<コンポーネント>
削除するコンポーネントを指定します。複数のコンポーネントを並べる場合、スペースは入れずに、コンマで区切ってください。

TARGETDIR=<パス>
製品をインストールするディレクトリを指定します。

REBOOT=ReallySuppress
再起動を禁止します。

WEB_SERVER_PORT=<ポート>
Webコンソール用のHTTPポートを指定します。デフォルトでは、TCP 9877となっています。

AMS_ZMQ_PORT=<ポート>
コンポーネント用のTCPポートを指定します。デフォルトでは、TCP 7780 となっています。

AMS_PUBLIC_ADDRESS=<IPアドレス>
Acronis 管理サーバーのパブリックアドレスを指定します。このアドレスで、エージェントが管理サーバーへ接続します。使用する環境にネットワークが複数ある場合に役立ちます。 

SQL_INSTANCE=<インスタンス>
Acronis 管理サーバーに使われる外部のMS SQL データベースを指定します。また、インスタンスの認証情報を指定するために、SQL_USER_NAMEおよびSQL_PASSWORDという任意のパラーメターを使用できます。SQL_INSTANCEが指定されない場合、ビルトインデータベース(SQLite)が使用されます。

HTTP_PROXY_ADDRESS=<IPアドレス>
プロキシサーバーのアドレスを指定します。

HTTP_PROXY_PORT=<ポート>
プロキシサーバーのポートを指定します。この2つのパラメーターが指定されない場合、プロキシが使用されません。

CURRENT_LANGUAGE=<language ID>
製品の言語を指定します。例えば、en、ruなど。

ACEP_AGREEMENT={0,1}
ACEPに参加する承諾を示します。
このパラメーターの値が1の場合、ユーザーがACEPに参加することを承認したことになります。

SET_ESX_SERVER={0,1}
エージェント for ESX(i)用のESX(i) サーバーを指定します。
このパラメーターの値が1の場合、以下のパラメーターも指定してください:

  • ESX_HOST=<IPアドレスまたはホスト名> はESXサーバーを指定します;
  • ESX_USER=<ユーザー名> はESXサーバーのユーザー名を指定します;
  • ESX_PASSWORD=<パスワード> はESXサーバーのユーザーのパスワードを指定します。

Acronis エージェントサービス(MMS)用のアカウント: 

  • MMS_USE_SYSTEM_ACCOUNT={0,1}
    このパラメーターの値が1の場合、システムアカウントがMMSサービスに使われます。
  • MMS_CREATE_NEW_ACCOUNT={0,1}
    このパラメーターの値が1の場合、MMSサービスのために新しいアカウントが作成されます。
  • MMS_SERVICE_USERNAME=<ユーザー名>
    MMS_CREATE_NEW_ACCOUNT=1が指定されていない、または、その値が0の場合、このパラメーターはMMSサービスに使われるべきである既に存在するアカウントのユーザー名を指定します。
  • MMS_SERVICE_PASSWORD=<パスワード>
    MMS_CREATE_NEW_ACCOUNT=1が指定されていない、または、その値が0の場合、このパラメーターはMMS_SERVICE_USERNAME=<ユーザー名>で指定されたユーザーのパスワードを指定します。

MMS_USE_SYSTEM_ACCOUNT、MMS_CREATE_NEW_ACCOUNT および MMS_SERVICE_USERNAME (+MMS_SERVICE_PASSWORD) は互いに排他的です。MMSがインストールされている場合、これらのどちらかを指定する必要があります

Acronis 管理サーバー サービス(AMS)用のアカウント:

  • AMS_USE_SYSTEM_ACCOUNT={0,1}
    このパラメーターの値が1の場合、システムアカウントがAMSサービスに使われます。
  • AMS_CREATE_NEW_ACCOUNT={0,1}
    このパラメーターの値が1の場合、AMSサービスのために新しいアカウントが作成されます。
  • AMS_SERVICE_USERNAME=<ユーザー名>
    AMS_CREATE_NEW_ACCOUNT=1が指定されていない、または、その値が0の場合、このパラメーターはAMSサービスに使われるべきである既に存在するアカウントのユーザー名を指定します。
  • AMS_SERVICE_PASSWORD=<パスワード>
    AMS_CREATE_NEW_ACCOUNT=1が指定されていない、または、その値が0の場合、このパラメーターはAMS_SERVICE_USERNAME=<ユーザー名>で指定されたユーザーのパスワードを指定します。

AMS_USE_SYSTEM_ACCOUNT、AMS_CREATE_NEW_ACCOUNT および AMS_SERVICE_USERNAME (+AMS_SERVICE_PASSWORD) は互いに排他的です。AMSがインストールされている場合、これらのどちらかを指定する必要があります

Acronis ストレージノード サービス(ASN)用のアカウント:

  • ASN_USE_SYSTEM_ACCOUNT={0,1}
    このパラメーターの値が1の場合、システムアカウントがASNサービスに使われます。
  • ASN_CREATE_NEW_ACCOUNT={0,1}.
    このパラメーターの値が1の場合、ASNサービスのために新しいアカウントが作成されます。
  • ASN_SERVICE_USERNAME=<user name>
    ASN_CREATE_NEW_ACCOUNT=1が指定されていない、または、その値が0の場合、このパラメーターはASNサービスに使われるべきである既に存在するアカウントのユーザー名を指定します。
  • ASN_SERVICE_PASSWORD=<password>
    ASN_CREATE_NEW_ACCOUNT=1が指定されていない、または、その値が0の場合、このパラメーターはASN_SERVICE_USERNAME=<ユーザー名>で指定されたユーザーのパスワードを指定します。

ASN_USE_SYSTEM_ACCOUNT、ASN_CREATE_NEW_ACCOUNT および ASN_SERVICE_USERNAME (+ASN_SERVICE_PASSWORD) は互いに排他的です。ASNがインストールされている場合、これらのどちらかを指定する必要があります

MANAGEMENT_SERVER_ADDRESS=<IPアドレスまたはホスト名>
これからエージェント(Acronis エージェント、Acronis ストレージノード、カタログブラウザ)が登録されるAcronis 管理サーバーのアドレスを指定します。このコマンド(ADDLOCAL パラメーター)で指定されたすべてのエージェントがこの管理サーバー上で登録されます。

TENANT=<ユニット名>
これからエージェントが登録されるテナント(ユニット)を指定します。MANAGEMENT_SERVER_ADDRESSと一緒に使用されます。デフォルトでは、エージェントがrootユニットで登録されます。 

/l*v <ログファイル>
Verbose ログを許可します。ログファイルはインストールに関する問題を分析するために使用されます。

ほかの一般的なコマンドライン パラーメターもmsiexec.exeに適用できます。詳細については、https://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/aa367988(v=vs.85).aspx をご参照ください。

使用例

管理サーバーのみインストールする場合:

msiexec.exe /i ab64.msi /l*v my_log.txt /qn ADDLOCAL=AcronisCentralizedManagementServer,WebConsole,ComponentRegisterFeature TARGETDIR=”C:\Program Files\Acronis” REBOOT=ReallySuppress CURRENT_LANGUAGE=ru ACEP_AGREEMENT=1 AMS_USE_SYSTEM_ACCOUNT=1 AMS_PUBLIC_ADDRESS=10.250.1.12

エージェントfor Windowsをインストールし、リモートの管理サーバーで登録する場合:

msiexec.exe /i ab64.msi /l*v my_log.txt /qn ADDLOCAL=AgentsCoreComponents,BackupAndRecoveryAgent,ComponentRegisterFeature,CommandLineTool,TrayMonitor TARGETDIR=”C:\Program Files\Acronis” REBOOT=ReallySuppress CURRENT_LANGUAGE=en ACEP_AGREEMENT=1 MMS_CREATE_NEW_ACCOUNT=1 MANAGEMENT_SERVER_ADDRESS=10.250.1.1

Linux

  1. ターミナルを開きます。
  2. 次のコマンドを実行します: AcronisBackup_12.5_64-bit.x86_64 --[パラメーター1] ... --[パラメーター N]

パラメーター

-i,   --id=STRING                            インストールされるコンポーネントを指定します(無人インストールの場合のみ)
--id=AcronisCentralizedManagementServer
--id=BackupAndRecoveryAgent
--id=BackupAndRecoveryBootableComponents
--id=MonitoringServer

複数のコンポーネントを指定する場合、コンマ(,)で区切ってください。
例えば:  -i BackupAndRecoveryAgent,BackupAndRecoveryBootableComponents 
–i が明示的に指定されない限り、上記のすべてのコンポーネントがインストールされます。

-C,  --ams=STRING                       Acronis 管理サーバー(AMS)の登録用のアドレス

       --skip-registration                 AMSでの登録をスキップします

-g,  --login=STRING                      AMSのログイン

-w,  --password=STRING             AMSのパスワード

       --unit=STRING                       AMSのユニット。現在、ユニットIDのみが使用できます(ユニット名では指定できません)。Webコンソールで必要なユニットに移動し、WebブラウザのアドレスバーからユニットIDを取得してください。

-L,  --license-server=STRING      Acronis ライセンスサーバーのアドレスを指定します

-W, --web-server-port=INT           Webサーバー用のポートを指定します

      --ams-tcp-port=INT                 製品のコンポーネント間の通信のために使われるTCPポートを指定します

      --language=STRING               使用言語を強制します。使用可能な言語は次の通りです: en, en_GB, cs, da, de, es_ES, fr, ko, it, hu, nl, ja, pl, pt, pt_BR, ru, tr, zh, zh_TW

-v,  --version                                  バージョン情報を表示します

      --product-info                         製品情報を表示します

-a,  --auto                                       自動(無人)セットアップ

-t,   --strict                                      すべての警告をエラーとして扱うように指定します

-n,  --nodeps                                 無人インストール中に依存性を無視します
 
-u,  --uninstall                               アンインストールします
 
      --purge                                     すべての構成ファイルを削除します

-d,  --debug                                    verboseログの情報

-?,  --help                                       インストールパラメーターに関するヘルプを表示します

      --usage                                     使用法の概要を表示します

使用例

  1. AMSのみインストールする場合: ./AcronisBackup_12.5_64-bit.x86_64 -a -i AcronisCentralizedManagementServer
  2. AMS、監視サービスおよび任意のポートをインストールする場合: ./AcronisBackup_12.5_64-bit.x86_64 -a -i AcronisCentralizedManagementServer,MonitoringServer --web-server-port 6543 --ams-tcp-port 8123
  3. リモートのAMSで登録されるエージェントのみインストールする場合: ./AcronisBackup_12.5_64-bit.x86_64 -a -i BackupAndRecoveryAgent --ams 10.250.144.140 --login root --password 123456
  4. リモートのAMSの特定のユニットで登録されるエージェントのみインストールする場合: ./AcronisBackup_12.5_64-bit.x86_64 -a -i BackupAndRecoveryAgent --ams 10.250.144.140 --login root --password 123456 –unit 00000000-0000-0000-0000-000000000000

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