59139: Acronis True Image: デバッグログの収集

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    Last update: 26-02-2021

    はじめに

    Acronis True Image のログは、このソフトウェアの技術的な問題のトラブルシューティングを行い、解決するために使われます。一般的なログだけでは問題が解決できない場合は、より多くの情報を取得して根本原因と適切な解決方法を調べるために、デバッグログ モードを有効にして追加のログを収集できます。 

    この記事には、サードパーティ製のツールを一切使用せずに Windows および Mac でデバッグログを収集する方法を説明しています。それによって、Acronis True Image の通常のログファイルはより詳しくなり、それと同時により多くのスペースを占めるようになります。問題が解決した後は、ソフトウェアのログに占められるスペースを節約するために、デバッグログ モードを無効にすることを推奨しています。

    Windows

    デバッグログの収集手順は、3つのステップから成ります。それは、①デバッグログ モードを有効にする、②問題を再現させる、③新しいシステムレポートを生成する、というステップです。

    ステップ 1. デバッグログ モードを有効にします

    1.1 全体的なデバッグ ログは、システム レジストリで有効にします

    debug_logs_on_off.zip をダウンロードし、解凍します。

    enable_debug_logs.reg をダブルクリックし、操作を確定するために [はい] をクリックします。

    これで、TraceLevel というレジストリ パラメータの値は、デフォルトの 2(意味: 一般的なログのみ収集)から 0(意味: 一般的なログとデバッグログを収集)に変更されます。
    Windows(64 ビット版): HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Acronis\TrueImageHome\Settings
    Windows(32 ビット版): HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Acronis\TrueImageHome\Settings

    1.2 コンポーネント別のデバッグログは、.config ファイルで有効にします

    Acronis サポート担当者に頼まれた場合のみ、コンポーネント別の追加ログを有効にしましょう。

    まずは、構成ファイルを編集できるようにするには、一時的に Active Protection を無効にします。そのために、[保護] セクションに移動し、[保護の停止] をクリックして停止期間を選択します。

    それから、一つまたは複数の構成ファイルを、元の場所からデスクトップにコピーします:

    Windows(64 ビット版):

    "C:\Program Files (x86)\Common Files\Acronis\TrueImageHome\TrueImageHomeService.config"
    "C:\Program Files (x86)\Acronis\TrueImageHome\acronis_drive.config"
    "C:\Program Files (x86)\Acronis\TrueImageHome\LicenseActivator.config"
    "C:\Program Files (x86)\Acronis\TrueImageHome\MediaBuilder.config"
    "C:\Program Files (x86)\Acronis\TrueImageHome\mobile_backup_status_server.config"
    "C:\Program Files (x86)\Acronis\TrueImageHome\TrueImage.config"
    "C:\Program Files (x86)\Acronis\TrueImageHome\TrueImageMonitor.config"
    "C:\Program Files (x86)\Acronis\TrueImageHome\TrueImageTools.config"

    Windows(32 ビット版):

    "C:\Program Files\Common Files\Acronis\TrueImageHome\TrueImageHomeService.config"
    "C:\Program Files\Acronis\TrueImageHome\acronis_drive.config"
    "C:\Program Files\Acronis\TrueImageHome\LicenseActivator.config"
    "C:\Program Files\Acronis\TrueImageHome\MediaBuilder.config"
    "C:\Program Files\Acronis\TrueImageHome\mobile_backup_status_server.config"
    "C:\Program Files\Acronis\TrueImageHome\TrueImage.config"
    "C:\Program Files\Acronis\TrueImageHome\TrueImageMonitor.config"
    "C:\Program Files\Acronis\TrueImageHome\TrueImageTools.config"

    デスクトップに移動して、そこにコピーした構成ファイルをテキストエディタ(Notepad など)で開きます。

    そのファイルに含まれているすべての level="info"level="debug" に変えます。

    それから、変更を保存して、テキストエディタを閉じます。

    構成ファイルの編集済みバージョンを元のフォルダにコピーして、元のバージョンを上書きします。

    前に Active Protection を無効にした場合は、再度それを有効にします。

    最後に、コンピュータを再起動します。そうすると、変更が適用されます。Acronis True Image の特定のコンポーネントを再起動するだけでも十分ですが、コンピュータ起動時の初期化段階を含めてソフトウェアの動作を全面的に確認するために、システム全体の再起動を推奨しています。

    追加ログが有効になっている True Image Monitor 構成ファイルの例:
    :

    1.3 Acronis Cloud のデバッグログは、Windows システム変数で有効にします

    Acronis Cloud 関連の技術的な問題が発生している場合、この種類の追加ログを収集することで、問題に関する詳細な情報を得て、よりスムーズにトラブルシューティングできます。

    まずは、ファイルエクスプローラーで [PC] を右クリックします。

    [プロパティ] を選択します。

    それから、[システムの詳細設定] をクリックします。そうすると、[システムのプロパティ] というウィンドウが開きます。

    そこで [詳細設定] タブに移動し、[環境変数] をクリックします。

    [環境変数] セクションでは、[新規] をクリックします。

    [変数名] フィールドに、「ASC_TRACE_LEVEL」(鍵括弧なし)と入力します。

    [変数値] フィールドに、「info」(鍵括弧なし)と入力します。

    ダイアログ ウィンドウを閉じるために、三回 [OK] をクリックします。これで変更が保存されます。

    最後に、コンピュータを再起動します。

    ステップ2. 問題を再現させます

    Acronis True Image の技術的な問題を再現させます。今回は、プログラムは普段より詳しくアクティビティをログに記録します。

    ステップ3.新しいシステムレポートを生成します

    新しいシステムレポートを生成します。 この問題について Acronis カスタマーセンターとやり取りしている場合は、新しいシステムレポートを Acronis の FTP サーバーにアップロードしてください

    問題が解決した後は、Acronis True Image のログ ファイルによって占有されるディスク スペースが大きくなりすぎないよう、デバッグログ モードを無効にします。

    Mac

    1. Acronis True Image を終了して、実行中のバックアップ タスクを停止します。

    2. 管理者権限で、以下の config ファイルを編集用に開きます:

     /Library/Application\ Support/Acronis/Registry/TrueImageHome.config

    例えば: sudo vim /Library/Application\ Support/Acronis/Registry/TrueImageHome.config

    3. <key name="Settings"> という行の下に、以下の行を追加します:

    <value name="TraceLevel" type="Tdword">"1"</value>

    4. それから、/Applications/Acronis True Image.app/Contents/MacOS/ にあるすべての *.config ファイルを探します。

    各ファイルを開き、すべての level="info" を level="debug" に変えます:

    5. Acronis True Image の問題を再現させます。

    6. system_report.command.zip をダウンロードします。

    7. ダウンロードしたスクリプトを右クリックします。

    8. 以下のメッセージが表示されます:

    9. [開く] をクリックします。

    このスクリプトを OS X で実行する場合、「Acronis System Report」というフォルダはデスクトップに作成されます。システムレポートの収集が完成した後、Finder は自動的にレポートが保存されたフォルダを開きます。

    Acronis システムレポートでは、以下の情報が収集されます:

    10. ディスクがデバッグログでいっぱいになることを避けるために、問題を再現させた後、デバッグログを無効にしてください。それから、システムレポートを Acronis に送信してください。

    デバッグログを無効にするために、/Applications/Acronis True Image.app/Contents/MacOS/ のすべての *.config ファイルで level="debug"level="info" に変えます。そして、/Library/Application\ Support/Acronis/Registry/TrueImageHome.config も編集し、前に追加した <value name="TraceLevel" type="Tdword">"1"</value> という行を削除します。

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