58695: Acronis Backup 12.5 Standard へのアップグレード

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この記事には、Acronis Backup の旧バージョンをAcronis Backup 12.5 Standard にアップグレードする方法を紹介しています。

アップグレードパス

以下の表には、直接のアップグレード パスが表示されます。このパスでは、一般的に、製品が直接インストール中に Acronis Backup 12.5 のインストーラーによってアップグレードされます。

Advanced版のアップグレード方法については、この記事をご参照ください。

コンピュータにインストールされている製品 Acronis Backup 12.5
Local Management (ローカル管理) へのアップグレード
Acronis Backup 12.5
Cloud Management (クラウド管理)へのアップグレード
Acronis Backup 12 Standard
Acronis Backup 11.5/11.7 Standard ×
Acronis Backup for VMware 9 手動 ×
Acronis Backup & Recovery 11 または 10 × ×
True Image Enterprise 9.7 またはそれ以前のバージョン × ×
Acronis vmProtect 6/7/8 × ×

直接のアップグレード

Acronis Backup 12 からのアップグレード
Acronis Backup 12 を使用する場合、Acronis Backup 12.5 Standard はアップデートとして入手できます。新しいビルドをインストールするために、この記事の説明に従ってください。

Acronis Backup 11.7/11.5 からのアップグレード
直接なアップグレードの手順およびその際の制限については、アップグレード ガイド(英語) をご参照ください。

手動でアップグレード

使用する製品に直接アップグレードがサポートされない場合、一般的に、使用するバージョンをアンインストールした後、Acronis Backup 12.5をインストールすることを推奨します。
しかし、場合によって、既に存在するアーカイブは新しいバージョンと互換性があり、特定の設定を移行できる場合があります。以下の詳細をご参照ください。

Acronis Backup 11.5/11.7 からAcronis Backup 12.5 (クラウド配置)へのアップグレード

管理オプションの技術的な違いにより、ローカルに管理されるAcronis Backup 11.7 を、クラウドコンソールに管理されるAcronis Backup 12.5へ直接アップグレードができません。

しかし、既に存在するAcronis Backup 11.7のアーカイブ(ローカルとクラウドの両方)は Acronis Backup 12.5 (クラウド管理)と互換性があります。

Web管理コンソールからもブータブルメディアからも、既に存在するアーカイブを復元することができます。

Acronis Backup 11.7/11.5 for Windows Server Essentials からのアップグレード

Acronis Backup 11.7 for Windows Server Essentials は、Acronis Backup 12.5 Standardにアップグレードできます。ただし、Acronis Backup 12.5 では重複除外やテープのサポートなどの高度な機能が使用できないので、ご注意ください。これらの機能を使用するために、Acronis Backup 12.5 Advanced Server のライセンスが必要です。

Acronis Backup 11.7/11.5 for Windows Server Essentials を Acronis Backup 12.5 Standard Windows Server Essentials にアップグレードするために、以下の手順に従ってください:

  1. このスクリプト をダウンロードし、解凍します。
  2. スクリプトを実行します。
  3. Acronis Backup 12.5 のインストールファイルを実行し、[アップデート] をクリックします。
  4. アップグレードが完了した後、コンピュータを再起動します。

バックアップ管理コンソールの [デバイス] に古いAcronis エージェントがグレー表示されている場合、このエージェントを削除し、この記事の方法3 に従って再追加してください。

Acronis Backup Advanced 11.7/11.5 からのアップグレード

Acronis ストレージノード、テープのサポート、重複除外などの高度な機能は、Acronis Backup 12.5 Advanced で使用できます。Acronis Backup 12.5 Advanced へのアップグレード をご参照ください。

Acronis Backup for VMware 9 (旧称: Acronis vmProtect) からのアップグレード

Acronis Backup 9 と比べて、Acronis Backup 12.5 のインフラストラクチャにおける主な変更点は、1台または複数のホストのすべてのバックアップ、バックアップ計画、復元タスクやその他の操作を管理するAcronis 管理サーバーです。このコンポーネントは必須です。管理サーバーなしではAcronis Backup 12.5 を使用できません。管理サーバーは、Windows または Linux コンピュータでインストールされているか、Acronis データセンターのどちらかに保管されます。詳細については、こちらをご参照ください。 

前提条件:

  1. 有効なAcronis Backup for VMware インスタンス(仮想アプライアンスまたはWindows エージェント)が実行されていること。
  2. アップグレード スクリプトを実行できるWindows(Vista またはそれ以降のバージョン)コンピュータ。
  3. Acronis Backup 12.5 の集中管理コンポーネント(Acronis 管理サーバー)がインストールされるコンピュータ。 

(!) 注意点:

  • 既にAcronis Backup for VMwareで作成されたバックアップは、Acronis Backup 12.5 で増分アップデートできません。つまり、移行したすべてのバックアップタスクは、初めて実行されるときに完全バックアップが行われるということです。Acronis Backup for VMwareでサポートされるすべての場所(Acronis クラウドストレージを含む)のバックアップはそうです。 
  • 既に存在するバックアップは、Acronis Backup 12.5 で復元できます。しかし、Acronis Backup for VMwareの復元ポイントのグルーピングは、Acronis Backup 12と技術的な違いがあるため、Web インタフェースでの表示が異なります。
    将来にAcronis Backup for VMware の古い復元ポイントで復元を行う予定がある場合、あくまで便宜を目的として、使用するVMware 環境にはAcronis Backup for VMware の仮想アプライアンスを配置された(それから、オフにされた)状態で残しておくことを推奨します。 
  • エクスポート・インポートを使って、使用するvSphere インフラストラクチャに適用されたバックアップおよびレプリケーション タスクのみ移行できます。以下の制限があります:
    以下のアイテムは移行しません
    • バックアップおよび復元のデフォルト設定
    • ライセンス
    • 復元タスク
  • 仮想マシンのレプリケーションタスクをインポートする場合、スケジュールが無効な状態でインポートされます。それは、Acronis Backup for VMware とAcronis Backup 12.5 の両方が同じ仮想マシンのレプリカをアップデートしようとしてしまうという、競合の可能性を避けるためです。 
  • 複雑なスケジュールが設定されているバックアップタスク(例えば、1日に1回以上+特定の曜日のみに実行されるなど)は、スケジュール設定なしでインポートされることがあります。この場合、インポートログに適切なノートがあり、警告としてマークされます。

ステップ1:Acronis Backup for VMware から設定をエクスポートします

  1. エクスポート ツール ConfigSource.exe をダウンロードし、解凍します。
  2. 以下のパラメータで、Windows (Vistaまたはそれ以降)コンピュータで実行します:

--host [IP] --user [username] --password [password] > [path to result_file.json]

上記をこのように変更してください:

  • [IP] は、Acronis Backup for VMware インスタンス(仮想アプライアンスまたはWindows エージェント)のIPまたはホスト名に変えます。
  • [Username] は、Acronis Backup for VMwareのWebコンソールに接続するためのユーザー名に変えます。(!) 仮想アプライアンスを使用する場合、ユーザー名は「root」になります。 
  • [Password] は、Acronis Backup for VMwareのWebコンソールに接続するためのパスワードに変えます。(!) 仮想アプライアンスの場合、デフォルトのパスワードは「root」です。
  • [Path to result_file.json] は、Acronis Backup for VMwareのエクスポートされる設定を含む予定の出力ファイルへのパスに変えます。

例えば:
ConfigSource.exe --host 1.2.3.4 --user root --password 123 > c:\Temp\Myconfig.json

3. キャプチャされた.json ファイルを保存し、今後も参照できるように残しておきます。

ステップ 2: Acronis Backup 12.5 をセットアップします

  1. Acronis Backup 12.5 をダウンロードし、インストールします。
  2. Web コンソールを使ってエージェントfor VMware を配置またはインストールします。それから、Acronis Backup for VMware に設定されたものと同じVMware vCenter/ESXi ホストにエージェント for VMware を接続します。
    • Acronis Backup for VMware に登録されているVMware ESXi ホストが複数ある場合、この vSphere インフラストラクチャに適するように、複数のAcronis Backup 12.5 エージェントfor VMware を配置する必要があります。 
  3. 登録されたvSphere インフラストラクチャを管理するのに十分なAcronis Backup 12.5 のライセンスをインポートします。

ステップ 3: Acronis Backup for VMware の設定をAcronis Backup 12.5 にインポートします

  1. Acronis Backup 12.5 およびAcronis 管理サーバーコンポーネント(デフォルト インストレーション)がインストールされているコンピュータに以下のフォルダを探します: 
    • C:\Program Files\Acronis\PyShell\bin\ - (実行ファイル acropsh.exe を含む)
    • C:\Program Files\Acronis\PyTools\scripts\ - (インポートスクリプトの入っている import_config_from_vmprotect.zip を含む)
  2. 以下のコマンドを使用します:

acropsh.exe import_config_from_vmprotect.zip [-h] --connection [URL] [USERNAME] [PASSWORD] --config [CONFIG]

上記のコマンドの構成:

  • [-h] は、ヘルプを表示します。
  • [URL] は、Acronis Backup 12.5 のWeb コンソールに接続するためのURL(ポート番号を含む)に変えます。
  • [USERNAME] は、Acronis Backup for VMwareのWebコンソールに接続するためのユーザー名に変えます。(!) 仮想アプライアンスを使用する場合、ユーザー名は「root」になります。 
  • [PASSWORD] は、Acronis Backup for VMwareのWebコンソールに接続するためのパスワードに変えます。
  • [CONFIG] は、Acronis Backup for VMware のエクスポートされた設定を含む.json 出力ファイルへのパスに変えます(ステップ1をご参照ください)。

例えば:
acropsh.exe import_config_from_vmprotect.zip --connection http://192.168.18.12:9877 Username Password --config C:\MyPath\result_file.json

インポート スクリプトを実行してみたときのログは、acropsh.exe を実行するフォルダに保存されます。そこには、2つのログファイル(短い要約ログと長いトラブルシューティング ログ)が作成されます。

インポート スクリプトは、Acronis Backup for VMwareの設定のエクスポート(同じまたは異なる)を使って何度も実行できます。インポートする度、なかった設定のみAcronis Backup 12.5 に追加されます。既に存在するバックアップとレプリケーションのタスクが上書きされません。 

(!) Acronis クラウド ストレージを使用している場合: Acronis Backup for VMware 9 をAcronis Backup 12.5 Virtual Host にアップグレードした後、移行ツールを使ってクラウド アカウントをアップグレードする必要があります。 

vmProtect 6/7/8 からのアップグレード

vmProtect 6/7/8 からは直接アップグレードできません。

バージョン8のアーカイブは、Acronis Backup 12.5 でも復元できます。しかし、vmProtectの復元ポイントのグルーピングは、Acronis Backup 12.5 と技術的な違いがあるため、Web インタフェースでの表示が異なります。

バージョン6または7のアーカイブがAcronis Backup 12.5 で復元できることは保証できません。

 将来にvmProtectの古い復元ポイントで復元を行う予定がある場合、あくまで便宜を目的として、使用するVMware 環境にはvmProtect の仮想アプライアンスを配置された(それから、オフにされた)状態で残しておくことを推奨します。 

Acronis Backup & Recovery 11 または 10 からのアップグレード

Acronis Backup and Recovery のバージョン 10 および 11 からは、直接アップグレードできません。Acronis Backup 12.5 へアップグレードするために、先ずは11.7 へアップグレードする必要があります。しかし、バージョン 10 および 11 のアーカイブは、Acronis Backup 12.5 でも復元でき、Webコンソールとブータブルメディアの両方で使用できます。

True Image Enterprise 9.7(またはそれ以前のバージョン)

True Image Enterprise は、Acronis Backup 12.5 に直接アップグレードできません。また、このバージョンで作成されたアーカイブがAcronis Backup 12.5 で復元できることは保証できません。

Acronis クラウド ストレージのアップグレード

Acronis Backup 11.5/11.7 をAcronis Backup 12.5 にアップグレードする際、クラウド アーカイブも新しいインフラストラクチャに移行します。

以下の場合には、手動でクラウド アーカイブを移行させる必要があります:

  1. Acronis Backup for VMware を使用しています。
  2. Acronis Backup & Recovery 11 を使用しています。
  3. Acronis Backup 11.5/11.7 からアップグレードしたとき、自動的な移行に失敗しました。

ケース1: Acronis Backup for VMware を使用している場合

  1. Windows コンピュータに migrate_archives ツール をダウンロードし、解凍します。
  2. このWindows コンピュータでコマンド プロンプトを開きます([スタート] -> 検索 -> 「cmd」と入力)。
  3. ツールを解凍したダイレクトリーに移動します。それから、cd コマンドを使用します。
  4. 以下のコマンドを実行します:
    migrate_archives --account=<Acronis account> --password=<password>
    (!) <Acronis account> は、Acronis クラウドでのアカウントに変え、<password> はそのアカウント用のパスワードに変えます。
  5. それから、以下のコマンドを実行します:
    migrate_archives --cmd=finishUpgrade --account=<Acronis account>

ケース2: Acronis Backup & Recovery 11 を使用している場合

  1. Windows コンピュータに migrate_archives ツール をダウンロードし、解凍します。
  2. Acronis Managed Machine Service を終了させます([スタート] -> 検索 -> 「services」 -> Acronis Managed Machine Service を検出し、それを停止します)。
  3. このWindows コンピュータでコマンド プロンプトを開きます([スタート] -> 検索 -> 「cmd」と入力)。
  4. ツールを解凍したダイレクトリーに移動します。その際、cd コマンドを使用します。
  5. 使用するAcronis クラウド アカウントで登録されているすべてのコンピュータを移行させるために、以下のコマンドを実行します:
    migrate_archives --account=<Acronis account> --password=<password> --subaccounts=all
    (!) <Acronis account> は、Acronis クラウドでのアカウントに変え、<password> はそのアカウント用のパスワードに変えます。

    現在使用しているコンピュータのアーカイブのみを移行させるために、このコンピュータで以下のコマンドを実行します: 
    migrate_archives --account=<Acronis account> --password=<password>

    あるいは、Acronis クラウド アカウントのサブアカウントのリストを参照し、特定のサブアカウントのみを移行させることもできます。
    migrate_archives --cmd=getAllSubaccounts --account=<user> --password=<pass>
    migrate_archives --account=<Acronis account> --password=<password> --subbaccounts=<subaccount_id>
    (!) <subaccount_id> は、リストから選んだサブアカウントに変えます。

  6. Acronis Managed Machine Service を開始します([スタート] -> 検索 -> 「services」 -> Acronis Managed Machine Service を検出し、それを開始します)。

ケース3:Acronis Backup 11.5/11.7 からアップグレードしたとき、自動的な移行に失敗した場合

  1. migrate_archives.exe ツールは、Acronis Backup 12.5 がインストールされているすべてのコンピュータにあります。場所はこの通りです: C:\Program Files\Common Files\Acronis\BackupAndRecovery\Common
  2. Acronis Managed Machine Service を終了させます([スタート] -> 検索 -> 「services」 -> Acronis Managed Machine Service を検出し、それを停止します)。
  3. このWindows コンピュータでコマンド プロンプトを開きます([スタート] -> 検索 -> 「cmd」と入力)。
  4. ツールを解凍したダイレクトリーに移動します。その際、cd コマンドを使用します。このコンピュータにバージョン12.5のAcronis 管理サーバーがインストールされている場合、次のフォルダからツールを開始してください: C:\Program Files\Common Files\Acronis\BackupAndRecovery\Common
  5. 使用するAcronis クラウド アカウントで登録されているすべてのコンピュータを移行させるために、以下のコマンドを実行します:
    migrate_archives --account=<Acronis account> --password=<password> --subaccounts=all
    (!) <Acronis account> は、Acronis クラウドでのアカウントに変え、<password> はそのアカウント用のパスワードに変えます。

    現在使用しているコンピュータのアーカイブのみを移行させるために、このコンピュータで以下のコマンドを実行します: 
    migrate_archives --account=<Acronis account> --password=<password>

    あるいは、Acronis クラウド アカウントのサブアカウントのリストを参照し、特定のサブアカウントのみを移行させることもできます。
    migrate_archives --cmd=getAllSubaccounts --account=<user> --password=<pass>
    migrate_archives --account=<Acronis account> --password=<password> --subbaccounts=<subaccount_id>
    (!) <subaccount_id> は、リストから選んだサブアカウントに変えます。

  6. 上記のステップを実行してから、移行を完了させるために、このコマンドを実行します:
    migrate_archives --cmd=finishUpgrade --account=<Acronis account>
  7. Acronis Managed Machine Service を開始します([スタート] -> 検索 -> 「services」 -> Acronis Managed Machine Service を検出し、それを開始します)。
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