57612: Acronis Backup: デバッグログの収集

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    Last update: 07-10-2016

    Windows、Linux または仮想アプライアンスでデバッグログを収集する方法

    Windows

    1. Windows レジストリを開きます([スタート] -> [ファイル名を指定して実行] -> regedit と入力)。
    2. 以下のキーに移動します:
      HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Acronis\Global\Configuration
    3. DebugTrace という新しいDWORD_32を作成し、その値を「1」に設定します。
    4. Windows サービスを起動します([スタート] -> [ファイル名を指定して実行] -> services.msc と入力)。それから、以下の各サービスを右クリックし、再起動します:
      • Acronis Managed Machine Service
      • Acronis Management Server Service
      • Acronis Storage Node Service
      • Acronis Removable Storage Management Service
    5. 問題を再現させます。
    6. Acronis Backup: システム レポートの生成 の説明に従って、Acronis システムレポートを収集します。このシステムレポートにデバッグログが含まれます。

    Linux

    1. root で端末を開きます。あるいは、sudo su コマンドを実行し、パスワードの入力画面が表示されたらパスワードを入力します。 
    2. Global.config ファイルを開くために、以下のコマンドを実行します:
      vi /etc/Acronis/Global.config 
    3. i キーを押すことで、編集モードに切り替えます。それから、以下の行を追加します:
      <value name="DebugTrace" type="TString">"1"</value> 
    4. 編集モードを終了するために、Esc キーを押します。
    5. 変更を保存してエディタを閉じるために、以下のコマンドを実行します: 
      :wq
    6. 問題を再現させます。
    7. Linux System Report の説明に従って、Acronis システムレポートを収集します。このシステムレポートにデバッグログが含まれます。

    Global.config が存在しない場合、vi /etc/Acronis/Global.config コマンドによってこのファイルが作成されます。しかし、作成されるファイルは空なので、このファイルに以下の内容を挿入してください:
    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
         <registry name="Global">
              <key name="Configuration">
                   <value name="DebugTrace" type="TString">"1"</value>
            </key>
    </registry>

    それから、ファイルを保存し、エディターを閉じます。

    仮想アプライアンス

    1. vSphere クライアントを起動し、ESX(i) ホストまたはvCenter に接続します。
    2. 仮想アプライアンスに移動し、[コンソール]タブを開きます。
    3. 仮想アプライアンスのコンソールに切り替えます(そのために、Ctrl+Alt+F2 キーを押します)。
    4. 以下のコマンドを実行します:

      vi /etc/Acronis/Global.config

    5. i キーを押すことで、編集モードに切り替えます。それから、DebugTrace の値を「0」から「1」に変更します。
    6. 編集モードを終了するために、Esc キーを押します。
    7. 変更を保存してエディタを閉じるために、以下のコマンドを実行します: 
      :wq
    8. また仮想アプライアンスのGUIに戻るために、Alt+F1 キーを押します。それから、[再起動]ボタンを押して、仮想アプライアンスを再起動します。
    9. 問題を再現させます。
    10. Acronis Backup: システム レポートの生成 の説明に従って、Acronis システムレポートを収集します。このシステムレポートにデバッグログが含まれます。

    Global.config ファイルが存在しない場合、Notepad などを使ってこのファイルを作成する必要があります。ファイルの中に、以下の内容を挿入します:

     <?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
    <registry name="Global">
                   <key name="Configuration">
                                    <value name="DebugTrace" type="TString">
                                                    "1"
                                    </value>
                   </key>
      </registry>

    WinSPCを使って、アプライアンスにこのファイルをアップロードします。アップロード先は/etc/Acronis フォルダです。それから、問題を再現させ、システムレポートを収集します。

    追加情報

    収集されたログを添付して、Acronis カスタマセンターへお問い合わせください。 

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