Windows、Linux または仮想アプライアンスでデバッグログを収集する方法
Windows
- Windows レジストリを開きます([スタート] -> [ファイル名を指定して実行] -> regedit と入力)。
- 以下のキーに移動します:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Acronis\Global\Configuration - DebugTrace という新しいDWORD_32を作成し、その値を「1」に設定します。
- Windows サービスを起動します([スタート] -> [ファイル名を指定して実行] -> services.msc と入力)。それから、以下の各サービスを右クリックし、再起動します:
- Acronis Managed Machine Service
- Acronis Management Server Service
- Acronis Storage Node Service
- Acronis Removable Storage Management Service
- 問題を再現させます。
- Acronis Backup: システム レポートの生成 の説明に従って、Acronis システムレポートを収集します。このシステムレポートにデバッグログが含まれます。
Linux
- root で端末を開きます。あるいは、sudo su コマンドを実行し、パスワードの入力画面が表示されたらパスワードを入力します。
- Global.config ファイルを開くために、以下のコマンドを実行します:
vi /etc/Acronis/Global.config - i キーを押すことで、編集モードに切り替えます。それから、以下の行を追加します:
<value name="DebugTrace" type="TString">"1"</value>
- 編集モードを終了するために、Esc キーを押します。
- 変更を保存してエディタを閉じるために、以下のコマンドを実行します:
:wq - 問題を再現させます。
- Linux System Report の説明に従って、Acronis システムレポートを収集します。このシステムレポートにデバッグログが含まれます。
Global.config が存在しない場合、vi /etc/Acronis/Global.config コマンドによってこのファイルが作成されます。しかし、作成されるファイルは空なので、このファイルに以下の内容を挿入してください:
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<registry name="Global">
<key name="Configuration">
<value name="DebugTrace" type="TString">"1"</value>
</key>
</registry>
それから、ファイルを保存し、エディターを閉じます。
仮想アプライアンス
- vSphere クライアントを起動し、ESX(i) ホストまたはvCenter に接続します。
- 仮想アプライアンスに移動し、[コンソール]タブを開きます。
- 仮想アプライアンスのコンソールに切り替えます(そのために、Ctrl+Alt+F2 キーを押します)。
- 以下のコマンドを実行します:
vi /etc/Acronis/Global.config
- i キーを押すことで、編集モードに切り替えます。それから、DebugTrace の値を「0」から「1」に変更します。
- 編集モードを終了するために、Esc キーを押します。
- 変更を保存してエディタを閉じるために、以下のコマンドを実行します:
:wq - また仮想アプライアンスのGUIに戻るために、Alt+F1 キーを押します。それから、[再起動]ボタンを押して、仮想アプライアンスを再起動します。
- 問題を再現させます。
- Acronis Backup: システム レポートの生成 の説明に従って、Acronis システムレポートを収集します。このシステムレポートにデバッグログが含まれます。
Global.config ファイルが存在しない場合、Notepad などを使ってこのファイルを作成する必要があります。ファイルの中に、以下の内容を挿入します:
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<registry name="Global">
<key name="Configuration">
<value name="DebugTrace" type="TString">
"1"
</value>
</key>
</registry>
WinSPCを使って、アプライアンスにこのファイルをアップロードします。アップロード先は/etc/Acronis フォルダです。それから、問題を再現させ、システムレポートを収集します。
追加情報
収集されたログを添付して、Acronis カスタマセンターへお問い合わせください。