WindowsでSnapAPIドライバのログを収集する方法
本記事の対象製品:
- Acronis Backup 11.5 (Acronis Backup & Recovery 11.5)
はじめに
スナップショットに関する問題をトラブルシュートするのに、SnapAPI ログが必要です。一般的にトラブルシュートのためにSnapAPIログが使われるエラーメッセージは、以下の通りです:
unable to create volume snapshot
source is not selected (Hyper-V error message)
ソリューション
アップデート6(地域によってビルド43800/43994で、(!) snapapi.dllは2399またはそれ以降のバージョン)以降、Windows マシンのSnapAPI ログはAcronis システムレポートに収集されています。
(!) より古いビルドでログを有効にするために、レジストリの設定を変更する必要があります。
ログを有効にするには、以下の手順に従ってください:
- Windows レジストリエディタを開きます([スタート]-[ファイルを指定して実行]->「regedit」を入力);
- 以下のサブキーを参照します:
- 32 ビット版 Windows: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Acronis\
- 64 ビット版 Windows:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Acronis\
- SnapAPI というサブキーを作成します:
(!) 大文字・小文字に間違いがないようにご注意ください。
- 作成したキーにSnapApiTracingという新しいDWORDパラメータを作成します:
(!) 大文字・小文字に間違いがないようにご注意ください。
-
SnapApiTracing パラメータをダブルクリックし、その値を「1」に設定します:
-
- 問題を再現させ、以下のフォルダからSnapAPIログを収集します:
Windows 2000 / XP / 2003: Documents and Settings\All Users\Application Data\Acronis\SnapAPILogs\
Windows Vista / 7 / 2008: ProgramData\Acronis\SnapAPILogs
(!) ログを無効にするために、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Acronis\SnapAPI サブキーを削除します。または、SnapApiTracingパラメータを「0」に設定します。
収集した情報をAcronis カスタマーセンターに提供してください。
追加情報
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