本記事の対象製品:
- Acronis True Image 2015
- Acronis True Image 2014
概要
この記事では、ファイル・パーティション・電子メールのリカバリに関するトラブルシューティングについて説明します。
ソリューション
発生したトラブルに合っているセクションを選んでください:
リカバリを実行するために、または、別途検討が必要になる場合、問題を認識するために、以下の手順に従ってください。
- バックアップをベリファイします。べりファイに失敗した場合、トラブルの根本原因を検出するために、バックアップが破損している場合のトラブルシューティングの説明に従ってください。
- Windowsエクスプローラからバックアップを開きます。そのために、*.TIBファイルをダブルクリックします。それから、リカバリするファイル・フォルダを右クリックし、[コピー]を選択します。選んだ場所にファイルを貼り付けます。
- バックアップがネットワーク共有上に存在する場合、ローカルドライブに移動させます。それから、もう一度リカバリしてみてください。
- ブータブルメディアの下でファイルをリカバリします。
- 別のバージョンのバックアップが存在する場合、それをリカバリします。
- 破損したファイルのソースを開きます。開かない場合、ファイルがバックアップ以前にも破損していたことが分かります。
- Windowsエクスプローラからバックアップを開きます。そのために、バックアップのファイルをダブルクリックします。それから、破損したファイルを開いてみてください。
- パソコンにウイルス対策ソフトウエアが存在する場合、そのソフトウエアをオフにしてから、リカバリを実行してください。リカバリに成功した場合、Acronis関連のフォルダをウイルス対策ソフトウエアの除外リストに追加してください。Acronis Software: Making Acronis Products Compatible with Antivirus Softwareをご参照ください。
- 破損したファイルがバックアップされる前に別のプロセスで使用されていた場合、ファイルを使用するプログラム、あるいはそのプロセスを終了します。それから、問題を再現させます。
- ProcessExplorerをダウンロードします;
- アーカイブを展開します。それから、procexp.exeを実行し、[同意]("Agree")の確認ボタンを押します。
- メインスクリーンから、[ビュー]->[列の選択・・・]("View" -> "Select columns...")に移動します。
- [コマンドライン] ("Command Line")のチェックボックスにチェックマークを付け、[OK]を押します。
その結果、[コマンドライン]の列が表示されます。
- [コマンドライン]の列に、破損したファイルの名前を探します。
- その行を右クリックし、[プロセスの終了]("Kill Process")を選択します。それから、[OK]を押します。
- もう一度バックアップを作成し、問題が再現するかどうかチェックしてください。
- 以上のすべてのステップを実行しても、問題が解決しなかった場合、[情報収集]に移動してください。
- 問題の詳細説明(ステップバイステップ)
- 使用されたバックアップスキームの種類
- 問題が発生したバックアップの作成に使用されたソフトウェアのバージョン
- このバックアップの種類(完全バックアップ・増分バックアップ・差分バックアップ).
- バックアップがネットワーク共有・NASに存在する場合、以下の情報も提供してください:
- PCAP ログ
- ソースとターゲットの場所のIPアドレス
- NASのベンダとモデル
- NASネットワークの統合モード(ワークグループ、またはドメインに参加しているかどうか)。注意:NASのモデルによって、この設定がない場合もあります。 - システムレポート。この記事をご参照ください: Acronis True Image 2015: システムレポートの生成 あるいはAcronis True Image 2014: システムレポートの生成。システムレポートの収集に失敗した場合、AcronisInfoユーティリティを使用し、収集してください。
- バックアップをベリファイします。べりファイに失敗した場合、トラブルの根本原因を検出するために、バックアップが破損している場合のトラブルシューティングの説明に従ってください。
- バックアップがネットワーク共有上に存在する場合、ローカルドライブに移動させます。それから、もう一度リカバリしてみてください。
- 別のバージョンのバックアップが存在する場合、それをリカバリします。
- バックアップ全体ではなく、その内の1つのアイテムを個別にリカバリしてみてください。例えば:
- 電子メールクライアントのプロセスが実行されていないことを確認します。そのために、キーボードでCTRL+SHIFT+ESCを押すことで、タスクマネージャーを開きます。それから、[プロセス]のタブを開き、電子メールクライアントのプロセスがないかチェックします。プロセスの名前は、クライアントによって違います:
MS Office Outlook (すべてのバージョン) - OUTLOOK.EXE (OUTLOOK.EXE *32)
MS Outlook Express - msimn.exe (msimn.exe *32)
MS Windows Live mail (すべてのバージョン) - wlmail.exe (wlmail.exe *32)
実行中の電子メールクライアントのプロセスを検出した場合、そのプロセスの名前を右クリックし、[プロセスを終了]を選択します。
その後、もう一度リカバリを実行し、問題が再現するかどうかチェックします。 - 以上のすべてのステップを実行しても、問題が解決しなかった場合、[情報収集]に移動してください。
- 問題の詳細説明(ステップバイステップ)
- 使用されたバックアップスキームの種類
- 問題が発生したバックアップの作成に使用されたソフトウェアのバージョン
- このバックアップの種類(完全バックアップ・増分バックアップ・差分バックアップ).
- バックアップがネットワーク共有・NASに存在する場合、以下の情報も提供してください:
- PCAP ログ
- ソースとターゲットの場所のIPアドレス
- NASのベンダとモデル
- NASネットワークの統合モード(ワークグループ、またはドメインに参加しているかどうか)。注意:NASのモデルによって、この設定がない場合もあります。 - システムレポート。この記事をご参照ください: Acronis True Image 2015: システムレポートの生成 あるいはAcronis True Image 2014: システムレポートの生成。システムレポートの収集に失敗した場合、AcronisInfoユーティリティを使用し、収集してください。