Acronis Cyber Backup が動作する際の一時ファイルは、デフォルトでは、Acronis エージェント for Exchange がインストールされたコンピュータ(バックアップ時)、もしくはエージェントのコンピュータまたは Acronis 管理サーバーがインストールされたコンピュータ(バックアップ参照時または復元時)の \ProgramData\Acronis\Temp フォルダに保存されます。
対象のコンピュータ(エージェント、もしくはAcronis管理サーバー)の Program Data フォルダを含むディスクの容量が不足している場合は、保存先を変更することができます。
Acronis Cyber Backup Advanced 11.5 for Exchange (Acronis Cyber Backup & Recovery 11.5 for MS Exchange Server) の32308ビルドより後のバージョン、Acronis Cyber Backup Advanced 11.7、Acronis Cyber Backup 12、Acronis Cyber Backup 12.5 の場合
- Windows レジストリエディタを開きます([スタート] -> [ファイル名を指定して実行] -> regedit と入力)。以下のキーに移動します:
HKLM\Software\Acronis\BackupAndRecovery\Settings\ApplicationsCommon (存在しない場合は作成します: [Settings] キーを右クリック -> [新規] -> [キー] -> 新しいキーの名前は ApplicationsCommon にします)。
- このキーにある文字列 TempPath の値を一時ファイルの保存先として設定したいローカルフォルダに変更します。この文字列値が存在しない場合は作成します([ApplicationsCommon] キーを右クリック -> [新規] -> [文字列値] -> 新しい文字列値の名前は TempPath にします。それから、この文字列をダブルクリックし、[値のデータ] に必要なローカルフォルダへのパスを入力します)。
TempPath では、違うボリュームを指す NTFS マウントポイントがサポートされません。この場合、復元に失敗します。同じボリュームを指すマウントポイントのみサポートされます。
Acronis Cyber Backup & Recovery 11.5 for MS Exchange Server のビルド 32308 の場合
- Windows レジストリエディタを開きます([スタート] -> [ファイル名を指定して実行] -> regedit と入力)。以下のキーに移動します:
HKLM\Software\Acronis\BackupAndRecovery\ArxAgent\Settings (存在しない場合は作成します: [ArxAgent] キーを右クリック -> [新規] -> [キー] -> 新しいキーの名前は Settings にします)。
- このキーにある文字列 TempPath の値を一時ファイルの保存先として設定したいローカルフォルダに変更します。この文字列値が存在しない場合は作成します([Settings] キーを右クリック -> [新規] -> [文字列値] -> 新しい文字列値の名前は TempPath にします。それから、この文字列をダブルクリックし、[値のデータ] に必要なローカルフォルダへのパスを入力します)。