Acronis Backup & RecoveryのコンポーネントをWindows上でインストール/アンインストール、アップデートやアップグレードを行った後にシステムの再起動を回避する方法を説明します。
この資料は以下の製品に該当します:
- Acronis Backup & Recovery 10
- Acronis Backup & Recovery 11
- Acronis Backup & Recovery 11.5
説明
Acronis Backup & Recoveryでシステムの再起動を避ける方法を説明します:
- インストールが必須となるマシンに最小限のコンポーネントをインストールし、リモートで管理します (例:Acronis Agent for Windowsのみをインストールする);
- すべてのリモートセッションを終了し、インストールを実行するユーザ以外のすべてのユーザからログオフします;
- アップデートやアップグレード、アンインストールを行う際に、バックアップが実行されていないことを確認してください;
- 製品のインストール/アンインストール、アップデートやアップグレードを開始する前に、Windowsからログオフし、再度ログインします。 ログイン後、shellを使用せずに
(例:システム上でブラウズしない)インストール/アンインストール、アップデートやアップグレードを開始してください。 Acronis Backup & Recovery 10: "Files in Use" and "explorer.exe" Warning during Installationもご参照ください。
追加情報
MSIEXEC 3.1 もしくは .NET をインストールした後は、再起動が必要です(Acronis 管理サーバが必要です)。
Windows アップデートや、他社製のソフトウェアのインストールを行った後も、再起動が必要となる場合があります。Acronis Backup & Recovery 10はWindows アップデートや他社製のソフトウェアのインストールを認識した場合、再起動を求めるメッセージを出力します。
考えられるシナリオ:
- インストール後に再起動が必要となるソフトウェア(他社製)をインストールします;
- 後で再起動を行うことを選択し、そのまま操作を続行します;
- Acronis Backup & Recoveryをインストールします;
- インストールを完了するため、Acronis Backup & Recovery は再起動を要求するメッセージを出力します;