変換されたバックアップファイルを Red Hat Enterprise Virtualization にインポートする方法
この資料は、以下の製品に該当します。
- Acronis Backup 11.5 (Acronis Backup & Recovery 11.5)
はじめに
バックアップアーカイブを仮想コンピュータに変換した後で、このバックアップを Red Hat Enterprise Virtualization 環境に手動でインポートすることができます。「Acronis Backup 11.5 : Converting Backup Archive of a Windows System to a Virtual Machine」をご参照ください。
説明
- 最初に、バックアップアーカイブを準備して変換する必要があります。この手順を実行していない場合は、「Acronis Backup 11.5 : Converting Backup Archive of a Windows System to a Virtual Machine」の手順を参照してください。
- 変換したファイルは、次の形式でフォルダ(デフォルトでは /var/lib/)に保存されます。
例: /e40cb9f8-23d9-4015-9551-bd41aa46c269/
- RHEV 管理コンソールを起動し、[Storage](ストレージ) -> [Export domain](エクスポートドメイン) -> [NFS export path](NFS エクスポートパス)を選択します。
(!)nfs エクスポートパスをホストコンピュータで探すと、既存の VM のファイルが見つかります。
例: /nfsexport/0db15750-f3ee-406e-92d1-d9cb60fac1b2/images - 手順 1 で変換したファイルを手順 3 で見つけたロケーションに移動します。
- winscp などのツールを使用してファイルにアクセスすることができます。
- または次のようなコマンドを使用してファイルを移動します。
scp -r e40cb9f8-23d9-4015-9551-bd41aa46c269/ root@domain:/nfsexport/0db15750-f3ee-406e-92d1-d9cb60fac1b2/images
- winscp などのツールを使用してファイルにアクセスすることができます。
- RHEV 管理コンソールを起動し、[Storage](ストレージ) -> [Export](エクスポート)をクリックします([VM Import](VM のインポート)タブからリストを更新します)。
- 新しい仮想コンピュータを選択し、[Import](インポート)を右クリックします。
(!) 新しい仮想コンピュータをインポートするのに数分かかります。
- 準備ができたら、新しい仮想コンピュータをオンにすることができます。
詳細情報
こちらの記事もご参照ください:
- Acronis Backup 11.5
- Acronis Backup: Products Comparison
- Acronis Backup 11.5 : Converting Backup Archive of a Windows System to a Virtual Machine