18392: Acronis Backup & Recovery 10 Universal Restore を使用した異なるハードウェアへの復元

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Last update: 09-09-2015

コンピュータのシステムバックアップを、異なるハードウェアの別のコンピュータに復元するには、Acronis Universal Restore を使用する必要があります。

この資料は、以下の製品に該当します。

 

  • Acronis Backup & Recovery 10 Advanced Server
  • Acronis Backup & Recovery 10 Server for Windows(スタンドアロン版)
  • Acronis Backup & Recovery 10 Advanced Server - Small Business Server Edition
  • Acronis Backup & Recovery 10 Advanced Workstation 
  • Acronis Backup & Recovery 10 Workstation(スタンドアロン版)
  • Acronis Backup & Recovery 10 Advanced Server - Virtual Edition

はじめに

Acronis Universal Restore を使用すれば、コンピュータのシステムバックアップを、異なるハードウェアの別のコンピュータに復元することができます。

Acronis Universal Restore は、Windows ハードウェアアブストラクションレイヤー(HAL.dll)を変更することを可能にし、大容量ストレージブートデバイスドライバをシステムにインストールするモジュールです。

同モジュールによって復元処理中にブートデバイスドライバ(ハードドライブドライバや RAID コントローラドライバなど)がシステムにインストールされ、その結果、オペレーティングシステムをそのブートデバイスから起動できるようになります。ドライバが格納されているフォルダに適切な NIC ドライバが存在している場合、Acronis Universal Restore によって NIC ドライバが復元対象のシステムにコピーされ、Windows の起動時にインストールがスケジューリングされます。

(!)他のすべてのドライバ(ビデオカードドライバ、サウンドカードドライバ、およびプラグアンドプレイドライバなど)は、Acronis Universal Restore ではインストールできません。それらのドライバは、移行が成功した後に Windows でインストールできます。

Windows XPを使用しているお客様:Microsoft社でのWindowsXPのサポートは、2014年4月8日をもって終了しており、他のハードウェア会社もWindowXPの互換性の検証を中止しています。そのため、新しいハードウェアにWindowsXPのシステムをリカバリした場合、問題が発生することが想定されます。リカバリ先の新しいハードウェアがWindowsXPと互換性があるかどうかなど、詳細につきましては、お使いのハードウェアの作成元にご確認ください。

詳細については、以下をご参照ください。

解決法

バックアップを異なるハードウェアの新しいコンピュータに復元する前に、次の事項を確認してください。

  • Acronis Universal Restore を備えた Acronis ブータブルメディアが存在すること。「Installing Acronis Backup & Recovery 10 Universal Restore」をご参照ください。
  • バックアップに、サポートされている Windows オペレーティングシステムが含まれていること。「Acronis Universal Restore」をご参照ください。
  • ハードディスクドライブコントローラ用ドライバ、または復元先のコンピュータ用チップセットドライバが存在すること。オペレーティングシステムの起動には、これらのドライバが不可欠です。マザーボードのドライバは、製品製造元の Web サイトからダウンロードできます。.exe、.cab、または .zip 形式でドライバをダウンロードした場合は、最初にドライバを取り出す必要があります。ドライバファイルの拡張子は、.inf、.sys、または .oem です。

    (!)本製品では、プラグアンドプレイドライバはサポートされておらず、同ドライバはインストールされません。

Acronis Universal Restore を使用したシステムバックアップの復元

    1. Acronis ブータブル CD から復元先コンピュータを起動します(必ず BIOS でプライマリブートデバイスを CD-ROM に設定してください)。
    2. 読み込まれたら、[Acronis ブータブルエージェント] を選択します。

    3. [管理コンソールの実行(このコンピュータの管理)]をクリックします。

    4. [リカバリする] をクリックします。

    5. [アーカイブ] の横にある [変更] をクリックします。

    6. [バックアップアーカイブの選択] 画面で、復元するシステムパーティションが格納されているバックアップアーカイブを選択します。

    7. [詳細ビュー] をオンにします。[データの種類] が [ボリューム] または [ディスク] に設定されていることを確認します。[変更] をクリックします。

    8. [バックアップと復元する項目の選択] 画面で、復元したいパーティションまたはディスクを選択します。

    9. システム C のパーティションの横にある [変更] をクリックして、そのパーティションの復元先にしたい場所を指定します。[ボリュームの復元先] 画面で、復元先パーティションか、バックアップの復元先となる未割り当て領域を選択します。この例では、未割り当て領域を復元先にします。

    10. [ボリュームパラメータ] ウィンドウで、システムパーティションの種類を [プライマリ] - [アクティブ] に設定します。システムパーティションの種類を [アクティブ] に設定しない場合、コンピュータは起動しません。このウィンドウで、復元先パーティションのサイズを指定することもできます。

    11. [Universal Restore] は、[使用する] に設定してください。[フォルダの検索] の横にある [変更] をクリックして、新しいコンピュータのハードドライブコントローラ用ドライバが格納されているフォルダを指定します。このフォルダには、RAID ドライバやチップセットドライバの両方が格納されている場合があります。Universal Restore によって、このフォルダ(サブフォルダを含む)に適切なドライバが存在しているか自動的に検索されます。

    12. 手動でドライバを指定する場合、[インストールする大容量記憶装置ドライバ] 項目で [変更] をクリックします。

ドライバは手動で指定することをお勧めします。ハードウェアベンダは通常、SCSI または RAID コントローラ用のドライバを別途提供しています。IDE ドライバや SATA ドライバは通常、マザーボードのチップセットドライバに含まれています。

HDD コントローラのドライバは、オペレーティングシステムの起動に不可欠です。他のデバイス(ビデオカード/サウンドカード)のドライバを指定することはお勧めできません。システムを復元して起動したら、Windows デバイスマネージャ([スタート] -> [ファイル名を指定して実行] -> devmgmt.msc)を介して、他のすべてのドライバを手動でアップデートできます。

    1. [復元オプション] で、[復元後に SID を変更する] をオンにすることもできます。このオプションを有効にすると、復元後にコンピュータのセキュリティ識別子(SID)が自動的に変更されます。

      (!)復元後、ドメインに再参加したりネットワークユーザープロファイルを再マッピングしたりせずに、直ちにシステムを実行したい場合、SID を変更しないでください。

      (!)ドメインコントローラコンピュータを復元する場合、SID は決して変更しないでください。SID を変更すると、その結果、復元後に Windows が起動されない場合があります。これは Acitve Directory に関わる問題が原因です(通常、エラーコード 0xc0000084 の、lsass.exe システムエラーです)。

    2. 概要の画面を表示した後、[OK] をクリックします。

    3. 復元処理が開始されます。

(!) Acronis Universal Restore によって、対応していないデバイス(大容量ストレージなど起動に必要なデバイス、ドライバのないデバイス)を検出した場合、必要なドライバを要求するメッセージが表示されます。PCI ID によってデバイスを特定する場合、http://pciids.sourceforge.net/pci.ids(英語)をご参照ください。

それでもドライバが受け付けられない場合、Windows インストール CD を使用し、F6 キーを押して、そのドライバが正しいかどうかを確認してください。詳細については、マイクロソフトサポート技術情報の記事 314859 を参照してください。

復元後にコンピュータが正常に起動しない場合は、セーフモード(F8 キーを押す)で起動して、Windows デバイスマネージャでドライバを確認します。

詳細情報

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