アクロニス製品がネットワークで正しく動作するためには、ファイアウォールの設定で特定のポートを開く必要があります。
Acronis True Image は次のポートを使用します:
- TCP ポート 443 および 80
- TCP ポート 44445 および 55556 (ログイン、アクティブ化、Acronis Cloudへのアクセス時)
- TCP ポート 58085 および 58081 (ローカルのモバイルバックアップ実行時)
- TCP と UDP ポート 20 および 21 (FTPへのバックアップ時)
Acronis Backup 12.5, Acronis Backup 12(オンプレミス配置) は次のポートを使用します。
- TCTCPポート43234 (リモートインストールとリモートアップグレード。Acronis Backup 12.5のアップデート2以前ではポート9876を使用)
- TCP ポート 445及び 25001 (リモートインストール)
- TCP ポート 7780, 9852, 9860, 9862, 9876, 9877 (コンポーネント間の通信)
- TCP ポート 9850 および 9851 (コマンドライン(acrocmd, acropsh) からのコマンド実行)
- TCP ポート443 および 902 (vCenter Server と ESX(i) ホストへのアクセス)
- TCP ポート443, 44445, および 55556 (クラウドへのバックアップ)
- TCP ポート 6109 ( Active Protection)
Acronis Backup Cloud, Acronis Backup 12.5 (クラウド配置), Acronis Backup 12 (クラウド配置)は以下のポートを使用します。
- TCP ポート443 および 8443 (バックアップコンソールへのアクセス、エージェントの登録、証明書のダウンロード、ユーザー認証、クラウドからのファイルのダウンロード)
- TCP ポート 7770...7800 (コンポーネント間の通信のために)
- TCP ポート 445 および 25001 (リモートインストールのために)
- TCP ポート 443 および 902 (vCenter Server と ESX(i) ホストへのアクセス時)
- TCP ポート 44445 (バックアップ/リカバリ時のデータ転送時)
- TCP ポート 443, 44445, および 55556 (クラウドへのバックアップのために)
- TCP ポート 6109 ( Active Protection)
Acronis Backup (Advanced) 11.7/11.5は次のポートを使用します:
- TCP ポート 9876 (ローカルおよびリモートのインストール、コンポーネント間の通信を行うために)
- TCP ポート 445 および 25001 (リモートインストールのために)
- TCP ポート 443 および 902 (vCenter サーバーおよびESX(i) ホストにアクセスするために)
- TCP ポート 443、44445 および 55556 (Cloudにバックアップするために)
Acronis Snap Deploy は次のIPアドレスを使用します:
- IPv4 マルチキャストアドレス: 239.255.219.45
- IPv6 マルチキャストアドレス: FF05::fAA5:741E
Acronis Snap Deploy の Acronis PXE サーバは、次のポートと IP アドレスを使用します。
- UDP ポート 67、68、69
- ブロードキャストアドレス: 255.255.255.255
Acronis Backup & Recovery (Acronisライセンスサーバを含む)は、次のポートを使用します。
- TCP ポート 9876
- TCP ポート 25001 (リモートインストールのために)
Acronis True Image 9.1/Echo、Acronis Recovery for MS SQL Server およびAcronis Recovery for Microsoft Exchange のコンポーネントは、リモート操作のために次のポートを使用します:
- UDP ポート: 9876
- TCP ポート: 9876 (ビジーの場合はランダムに選択)
- Acronis 管理コンソール UDP ポート: 9877 (ビジーの場合はランダムに選択)
リモートインストールの前提条件の完全なリストについては、使用する製品のユーザーガイドをご参照ください。
Windows Vista/7/8/10/2008/2008 R2/2012/2012 R2では、Windows ファイアウォールサービスを停止しないでください。ファイアウォールの機能を無効にするためには、グループポリシーの設定を調整してください(詳細については、Microsoft TechNetのこの記事をご参照ください) .
FTP サーバーでパッシブモードによるファイル転送が許可されている必要があります。リモートアクセス元のコンピュータ上でファイアウォールの設定を変更して、TCP と UDP の両方のプロトコルに対してポート 20 と 21 を開くとともに、Windows の[ルーティングとリモートアクセス] サービスを無効にすることをお勧めします。
こちらの記事も併せてご参照ください: