16392: Acronis Backup & Recovery 10: LVM ボリュームのイメージ作成および復元方法

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Last update: 木, 2011-01-06 07:58

LVM ボリュームのイメージ作成および復元方法

この資料は、以下の製品に該当します。

LVM ボリュームのイメージ作成および復元方法

この資料は、以下の製品に該当します。

はじめに

Acronis Backup & Recovery 10 を使用して LVM のイメージを作成する方法には 2 種類あります。物理ボリュームレベルと論理ボリュームレベルです。これらの方法には、それぞれ長所と短所があります。
物理ボリュームレベルでイメージを作成すると、LVM のセクタ単位の RAW イメージと、その構造が作成されます。これにより、最も簡単な方法で復元を実行できるようになりますが、イメージの保存場所に関する要件は高くなります。

論理ボリュームレベルでイメージを作成すると、論理ボリューム内に格納されているデータの使用領域のみのイメージが作成されるので、イメージの保存場所に関するストレージ要件は低くなります。ただし、復元処理では、LVM の復元後の状態を維持するために、データを実際に復元する前に LVM 構造を事前に作成する必要があります。

解決法

*一部英語版の画面を使用していることをご了承願います

物理ボリュームをイメージ作成および復元する

物理ボリュームレベルで LVM が存在しているシステムのイメージを作成する場合、LVM が存在し、論理ボリュームが存在していない物理的なパーティションのイメージの作成を選択する必要があります。

復元を実行する場合、最初に復元するパーティションには、LVM 構造が格納されているパーティションが含まれるようにします。

復元するパーティションを選択したら、そのパーティションの横にある [変更] リンクを選択して、そのパーティションの復元先を選択します。

論理ボリュームをイメージ作成および復元する

Acronis Backup & Recovery 10 ソフトウェアの旧バージョンおよび旧ビルドでは、論理ボリュームレベルにおけるバックアップの復元処理は、復元の前に、LVM 構造を再作成する必要があったため、物理ボリュームレベルにおける復元処理と比較すると、多少複雑でした。この複雑さを回避するため、Acronis Backup & Recovery 10 には、構造を取り込み、LVM 構造の再作成の支援も行うユーティリティが追加されています。

ビルド 11639 以降

  1. 以下のスクリーンショットに示すように、論理ボリュームのイメージを作成します。
  2. 復元環境を起動したら、作成したイメージを参照してください。LVM 構造を復元するように求められます。

ビルド 11345 以前

このユーティリティを利用するには、イメージを作成する前に次のコマンドを実行します。

# trueimagecmd --dumpraidinfo

(!)dumpraidinfo パラメータはビルド 11345 以降でのみ使用できます。

論理ボリュームレベルでイメージを作成する場合、LVM 構造および論理ボリュームが格納されていない物理パーティションだけを選択します。


前述のとおり、論理レベルでのバックアップの復元処理では、実際の復元を開始する前に多少の設定が必要です。復元環境を起動してネットワーク情報を設定したら、Ctrl + Alt + F2 キーを押して、Linux コマンドプロンプトを表示します。

イメージがネットワーク共有に存在している場合、そのネットワーク共有を最初にマウントする必要があります。ネットワーク共有をマウントするには、次のコマンドを実行します。

# mkdir /tmp/mnt
# asamba mount <コンピュータ名> <IP> <ネットワーク共有名> /tmp/mnt <ユーザー名> <パスワード>

ここで、

  • <コンピュータ名> は、ネットワーク共有が存在するコンピュータの名前または IP アドレスです。
  • <IP> は、ネットワーク共有が存在するコンピュータの IP アドレスです。
  • <ネットワーク共有名> は、ネットワーク共有の名前です。
  • <ユーザー名> は、ユーザーの名前(ドメイン/ユーザー名)です。
  • <パスワード> は、ユーザーパスワードです。

イメージの場所をマウントしたら、次のコマンドを実行して、LVM 構造を再作成します。

          # cd /tmp/mnt/

# /bin/restoreraids.sh <ファイル名>.tib

ここで、

  • <パス> は、ネットワーク共有のルートからイメージファイルへのパスです。
  • <ファイル名> は、イメージファイルの名前です。

「asamba」ツールを使用してネットワーク共有をマウントすることなく、バックアップファイルへの直接パスを指定することも可能です。

# /bin/restoreraids.sh smb://hostname/share_name/remote_filename

ホスト名は、次のように、ユーザー名とパスワードで指定することができます。

  • domain\\username:password(対象のネットワーク共有が Windows ドメインに存在する場合)

(!) 二重のバックスラッシュ(\\)があることに注意してください。Linux シェルでバックスラッシュを正しく処理させるにはこのように指定する必要があります。

次に Windows ドメインの共有をバックアップする方法の例を示します。

# /bin/restoreraids.sh smb://domain\\username:password@hostname/share_name/archive.tib

スクリプトが実行されて、LVM 構造が作成されたら、Ctrl + Alt + F2 キーを押して、GUI に戻ります。Advanced Edition を使用している場合、GUI を終了して、Acronis 管理コンソールを再起動します。

(!)スタンドアロン版を使用している場合、コンピュータを再起動して新しいディスク構成をリロードするための GUI を表示してください。

GUI がロードされたら、イメージ内に格納されている対応する論理ボリュームの復元先に対して、新しく作成した論理ボリュームを選択することによって復元処理を実行します。

用意した LVM に LVM ボリュームを復元する場合

  1. LVM ボリュームを用意します。

    • Acronis ブータブルメディアから起動します。

    • 「Acronis ローダーを起動しています...」というメッセージが表示されたら、F11 キーを押します。プログラムの選択画面が表示されます。

    • Linux カーネル設定のプロンプトが表示されたら、単語quiet を削除し、[OK] をクリックします。

    • [製品版] メニュー項目を選択して起動します。# prompt と表示されるまで待ちます。

    • ハードディスク上のパーティションを一覧表示します。

      #fdisk -l

      このコマンドでは、ハードディスク上のパーティションのリストだけでなく、ハードディスクに関連付けられているデバイスの名前も表示されます。

    • fdisk を使用して、パーティションの作成を開始します。

      #fdisk [デバイス]

      [デバイス] は、ハードディスクに関連付けられているデバイスの名前です。

    • LVM の物理ボリュームを作成します。

      #lvm pvcreate [パーティション]

      例: #lvm pvcreate /dev/sda2

    • LVM グループを作成します。

      #lvm vgcreate [名前] [デバイス]

      [名前] は、作成するボリュームグループの名前です。[デバイス] は、ボリュームグループに追加するパーティションに関連付けられているデバイスの名前です。

      例: #lvm vgcreate VolGroup00 /dev/sda2

    • グループ内に LVM ボリュームを作成します。

      #lvm lvcreate L[サイズ] -n[名前] [ボリュームグループ]

      [サイズ] は、作成されるボリュームのサイズです(例: 4G)。[名前] は、作成されるボリュームの名前です。[ボリュームグループ] は、ボリュームを配置するボリュームグループの名前です。

      例: #lvm lvcreate -L6G -nLogVol00 VolGroup00

    • 作成した LVM をアクティブ化します。

      #lvm vgchange -ay

    • アクロニス製品を起動します。

      #/bin/product

  2. パーティションを復元します。

    • バックアップアーカイブから、作成された LVM ボリュームにパーティションを復元します。

詳細情報

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