16227: 異なるハードウェアへの Linux の移行

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異なるハードウェアに復元したシステムは、起動する前に設定が必要です

この資料は、以下の製品に該当します。

はじめに

アクロニス バックアップソフトウェアを使用して、Linux コンピュータをバックアップおよび復元できます。

Linux コンピュータをバックアップして、同じコンピュータ、または同様のハードウェアを備えたコンピュータに復元する場合は、復元後すぐにシステムを起動できます。

バックアップを異なるハードウェアのコンピュータに復元する場合、復元先のシステムに設定を行わないと、そのシステムを起動することはできません。

(!)この記事で紹介する解決法は、Linux を使用して実行されます。本記事の作成時点で、この作業を実行できるアクロニス ソフトウェアはありません。

解決法

Linux のブートプロセスについての簡単な説明

  1. このプロセスは、ブートローダーから開始されます。Linux ブートローダー(ほとんどの場合 GRUB または LILO)によって、その設定が読み込まれ、カーネルおよび Ramdisk がメモリに展開されます。その後、制御がカーネルに渡されます。
  2. Ramdisk(RAM ファイルシステム)が展開されると、一定の量のメモリが、セカンダリストレージデバイスとしてカーネルによって使用されます。次に、システムによって各種モジュールがロードされ、ハードウェアの使用に必要なスクリプトが実行されます。その後、物理デバイスがマウントされ、Ramdisk によって使用されていたメモリが解放されます。

ブート処理中におけるデバイスのマウントは、/etc/fstab ファイルで指定されたルールに従って実行されます。このファイルには、マウントされるデバイスのリスト、マウントポイント、マウントシステムコールに渡されるオプション、および一部のサービス情報が格納されています。

Linux システムの起動に必要な条件

システムを起動するには、/boot ディレクトリと / ディレクトリをマウントする必要があります(異なるパーティションに存在させることが可能です)。必要な条件は以下のとおりです。

  • ブートローダーが正しく設定されている(カーネルおよび Ramdisk にアクセスして展開できる等)。
  • ルートファイルシステムが置かれているハードディスクコントローラの検知およびマウントに必要なドライバモジュールが、カーネルか Ramdisk のどちらかに存在している。
  • /etc/fstab ファイルには、各デバイスおよびデバイスのマウントポイントが正確に記述されている。

異なるハードウェアに復元する Linux システムの設定

  1. 必要なモジュールがすべて格納された Ramdisk を再構築します。再構築には、復元するものと同様のカーネルに基づいた Linux ディストリビューションのライブメディアを使用できます。手順の概要は次のとおりです。

    • ライブメディアから起動して、必要な大容量ストレージデバイスがすべて検出されているかどうかを確認します。次に、lsmod の出力を見て、どのモジュールを格納する必要があるのか確認します。
    • /boot パーティションをマウントします。

      (!)SUSE Enterprise Linux では、書き込みできるディレクトリは /tmp のみです。

    • /proc ファイルシステムと /sys ファイルシステムをマウントします。
    • chroot でマウントされたディレクトリに移動し、必要なモジュールがすべて格納された新しい Ramdisk を構築します(たとえば、mkinitrd コマンドを併用します)。

  2. ドライブまたはパーティションデバイスが変更された場合(LVM(論理ボリュームマネージャ)ボリュームから物理パーティションへファイルシステムを復元した場合など)、/etc/fstab を編集します。

  3. ブートローダーの設定を編集します。

    • root= オプションが正しいルートパーティションデバイスを参照していることを確認します。
    • 正しい initrd オプションを付けます。

  4. ブートローダーを再アクティブ化します。「Reactivating Linux Loaders (GRUB, LILO)」をご参照ください。

詳細情報

詳細な手順については、Linux ディストリビューションの開発チームにお問い合わせください。

こちらの記事もご参照ください。「Restoring LVM Volumes with Acronis True Image

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