Acronis レポートは、ハードディスクドライブのパーティションの構造とファイルシステムの構造に関する情報を収集します。
説明
アクロニス カスタマーサービスにご連絡頂く際には、ユーザーがコンピュータ上で実行できる Acronis レポートユーティリティの出力情報をご提供ください。Acronis レポートユーティリティは次のリンクからダウンロードすることができます。
http://download.acronis.com/support/AcronisReport.exe
Acronis レポートの出力は次の項目で構成されます。
- パーティション構造の概要を知ることができる簡単なパーティションレイアウト。
- BIOS がドライブをどのように認識しているかを知ることができるドライブ BIOS パラメータ。
- MBR、拡張パーティションテーブル、ブートセクタの 16 進ダンプを含むハードディスクドライブシステム領域のセクタダンプ。
- MBR、拡張パーティションテーブル、および該当するセクタのフィールドおよび値を含むブートセクタ。
Acronis レポートは、以下のアクロニス製品に組み込まれたデフォルトのシステムユーティリティにも含まれています。
- Acronis Backup and Security 2010、Acronis True Image Home 2010: Acronis True Image Home 2010:Generating System Report
- Acronis Disk Director 11 Home: Acronis Disk Director 11 Home:Collecting System Information
- Acronis Backup & Recovery 10
- 「AcronisInfo Utility」も参照してください。
詳細情報
サポートをご依頼下さる際 Acronis レポートファイルを添付していただけますとアクロニス カスタマーサービスの担当者が状況をより明確に把握することができますのでご対応に要する時間が短縮される場合があります。
Acronis レポートユーティリティは、コンピュータ内のお客様の保存された機密情報は収集しません。
「Running Acronis Report and Checking Disk for Errors」も参照してください。
Windows からではなくスタンドアロンバージョンのアクロニス ソフトウェアを実行したときに問題が発生する場合は、Acronis Linux Report も役に立つことがあります。
コンピュータを起動できない場合は、次の操作を実行することで Acronis レポートを作成できます。
フロッピーディスクを使用する場合
- Acronis レポートユーティリティを http://download.acronis.com/support/AcronisReport.exe からダウンロードします。
- Acronis レポートユーティリティを実行し、[ブータブルメディアの作成] オプションを選択します。
- 空のフロッピーディスクをフロッピードライブに挿入し、起動可能なフロッピーの作成を続行します。
- このフロッピーディスクから問題のコンピュータを起動し、レポート作成処理が完了するまで待ちます。
- Acronis レポートは、report.txt という名前でフロッピーディスクに記録されます。
CD またはフラッシュドライブを使用する場合
- Acronis レポートユーティリティを http://download.acronis.com/support/AcronisReport51.exe からダウンロードします。
- Acronis レポートユーティリティを実行し、[ブータブルメディアの作成] オプションを選択します。
- 空の CD またはフラッシュドライブを挿入し、ブータブルメディアの作成を続行します。
- 作成したメディアから問題のコンピュータを起動します。レポートを内蔵ハードディスクに保存する場合は、[セーフ版] を選択します。ネットワーク共有または外部 USB ディスクにレポートを保存する場合は、[完全版] を選択します。レポート作成処理が完了するまで待ちます。
- Acronis レポートは、report.txt という名前で選択したメディアに保存されます。
(!) 技術的な理由から Acronis レポートをフロッピーディスク上に作成することをお勧めします。