
Acronis True Image Echo を使用して、バックアップアーカイブ(*.tib)を仮想ディスク(.vmdk、.vhd、.hdd)に変換できます。仮想ディスクをバックアップして、物理ディスクへ復元することも可能です。
この記事は次の製品に適用されます。
はじめに
仮想ハードディスクは、仮想コンピュータのためのストレージを提供するファイルです。仮想化ソフトウェアはそれぞれ異なる仮想ディスク形式を使用するため、ファイルの拡張子もそれぞれ異なります。
Acronis True Image Echo と Acronis Universal Restore を使用すると、以下のことが実行可能です。
- P2V: プログラムで作成したディスクイメージ(.tib イメージファイル)を選択した種類の仮想ディスクファイル(.vmdk、.vhd、.hdd)に変換/移行します。変換後、互換性のある種類の仮想コンピュータ(VMware、MS Hyper-V or Virtual Server、Citrix XenServer、Parallels 仮想コンピュータ)へディスクを追加することができます。ディスクの別の使用法を以下に示します。
- V2P: VMware のような仮想コンピュータの、元のコンピュータとは異なる x86 ハードウェアおよびドライバが使用されている物理コンピュータに変換/移行します。
解決策
物理コンピュータから仮想コンピュータ(P2V)への移行
物理ディスクイメージは、仮想ディスクと仮想ディスクイメージに変換/移行できます。
変換中、Windows システムイメージには適切なシステムドライバが追加されます。その結果、Windows を VM 上で起動することが可能になります(実際、バックグラウンドでは Acronis Universal Restore テクノロジが使用されています。これは、本プログラムが、互換性のある仮想コンピュータに必要なドライバを認識しているためです)。
変換処理は、次の 5 つの、物理コンピュータから仮想コンピュータ(P2V)への移行手順に従って行われます。
- システムディスクを含む、物理コンピュータのディスクのすべて(または一部)のイメージを作成します。
- イメージを仮想ディスクに変換します。
- [ツール] を選択し、[バックアップを仮想ディスクに変換] を選択します。

- ウィザードがポップアップ表示されたら、[次へ] を選択します。

- バックアップアーカイブ(.tib)の場所を選択し、[次へ] を選択します。

- 最新の 完全バージョンの tib が選択されます。[次へ] をクリックします。

- 仮想ディスクの種類を選択してから、[次へ] を選択します。

- 変換済み *.tib を保存する場所を選択して、そのファイルの名前を指定してから、[次へ] をクリックします。

- 変換処理を確認して、[実行] を選択します。

- [実行] をクリックすると、処理が完了するまで進行状況画面が表示されます。

- 処理が完了すると、処理が正常終了したことを示すポップアップメッセージが表示されます。

作成されるファイルのサイズは、元の .tib ファイルとほぼ同じサイズとなります。(!).vmdk に変換する予定の場合、次の事項に注意してください。
- ハードディスクドライブ全体のバックアップを作成すると、変換済み .vmdk ファイルのサイズは、ハードディスクドライブのサイズとなります(つまり、通常 .tib ファイルよりも大きくなります)。
- 1 つのパーティションのバックアップを作成した場合でも、変換済み .vmdk ファイルのサイズは、ハードディスクドライブのサイズとなります(tib ファイルよりも大きくなります)。
- 変換済みシステムディスクを使用して新しい VM を作成します。
- VM を起動して、Windows のプロンプトが表示されたら、ハードウェアドライバ構成を完成させます。
P2V 移行では以下のことが可能です。
- 事前に作成した仮想コピーを使用して、物理コンピュータを素早く交換
- 複数のワークロードを古い物理サーバーから仮想コンピュータへ移動し、ハードウェアの保守および電力消費の費用を削減
物理コンピュータから仮想コンピュータへの移行の方法としては、物理ディスクをイメージから仮想コンピュータへ復元する方法もあります。手順は、物理コンピュータの復元と同じです。仮想コンピュータ上でシステムを確実に起動するには、Acronis Universal Restore を使用します。移行先の仮想ドライブが SCSI ハードドライブである場合、適切なドライバを指定します。たとえば、VMware 環境には、Buslogic または LSI 論理ドライバが必要です。仮想化ソフトウェアに同梱されているドライバを使用するか、最新版のドライバをソフトウェアの開発元の Web サイトからダウンロードしてください。
リカバリ手順の詳細については、以下のユーザーガイドを参照してください。
仮想コンピュータから物理コンピュータ(V2P)への移行
逆移行、つまり仮想コンピュータから物理コンピュータ(V2P)への移行は、通常のディスクイメージ作成および復元を使用して実行します。
- システムディスクを含む、仮想コンピュータのすべて(または一部)のイメージを作成します。
- イメージを物理ディスクに復元します。システムディスクを復元する場合には、Acronis Universal Restore を使用します。Windows のプロンプトが表示されたら、ハードウェアドライバ構成を完成させます。
詳細情報
2 つの移行機能を組み合わせることによって、さまざまなシナリオに柔軟に対応することができます。たとえば、次のようなシナリオです。
- ネットワーク上の物理サーバーを、その仮想コピーに置き換えて、同時にそのサーバーをリカバリまたはアップグレードする
- 仮想コピー上で新しいソフトウェアや、サーバーに対して行う予定のその他の変更をテストした上で、それらの変更内容を物理サーバーに適用する
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